フルカワミキ、THE OTOGIBANASHI’Sインディらがリピートする音楽
フルカワミキ、THE OTOGIBANASHI’SのMC・インディ、Mummy-D、百々和宏、冨田恵一が何度も聴く音楽とは?音楽を愛してやまないミュージシャンも、リスナーとして音楽を聴くことを楽しんでいる。
目次
フルカワミキ
フルカワミキ 元スーパーカーのBa&Vo。’07年からソロ活動を開始。現在はソロ活動と並行して、バンド・LAMAのVo&Baや、DJとしても活躍中。 |
RECOMMEND DISC BEST5!!
NO.1
DAVID BOWIE(デヴィッド・ボウイ) 『The Next Day』
LOCATION/購入場所 Amazon
DATE/購入時期 不明
PRICE/購入価格 不明[CD]
「新譜が届いただけでも心躍るが、『Where are we now』などにみられる“これがボウイだわ…”っていう節回しにも改めて納得。生活のタイム感に自然とフィットしてじっくり聴いていた。そしてまたギラギラしたものもやって欲しいとか、ボウイはいつまでもリスナーに欲求を与えてくれる」
NO.2
My Bloody Valentine(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン) 『mbv』
LOCATION/購入場所 Amazon
DATE/購入時期 不明
PRICE/購入価格 不明[CD]
「キュンとしました。発明のようなマイブラにしかできない響きが、複雑とシンプルの感触を並列で成立させている印象を個人的に受けています。ポップの破片が立っているせいでしょうか。好きです」
NO.3
NYANTORA(ニャントラ) 『HIGH STRANGENESS』
LOCATION/購入場所 SOUND OF ROMANCES
DATE/購入時期 不明
PRICE/購入価格 不明[MP3]
「これは耳にした瞬間も思ったのだが、素晴らしい、のひと言。色んな景色を見ながら思っていたことや感じていたことを、音の粒が浸透してきて引き出し、気付けばフィルムなどの物語の世界で大きく包まれているような感覚になる」
NO.4
THE MISTYS 『REDEMPTION FOREST』
LOCATION/購入場所 BOOMKAT
DATE/購入時期 不明
PRICE/購入価格 不明[MP3]
「声も好きだし実験的な要素がありポップ。ビョークの系譜もあるかなとか、健全なリスペクトや連想を得る。こういうのを久々聴きたかったという感じ」
NO.5
Oneohtrix Point Never(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー) 『R Plus Seven』
LOCATION/購入場所 iTunes
DATE/購入時期 不明
PRICE/購入価格 不明[LP]
「音や組み合わせの面白さに引き込まれていく。たまにライヒを匂わせたりもしつつ……。現代音楽や電子音楽が好きな人向け。前の『replica』も結構聴いていたけれども、こちらはじんわり癖に」
in-d(インディ)
インディ (THE OTOGIBANASHI’S) ’12年に結成されたヒップホップユニット、THE OTOGIBANASHI’SのMC。’13年4月には早くも1stアルバム「TOY BOX」を発表し、FUJI ROCK FESTIVALにも出演。今後の活動から目が離せない! |
RECOMMEND DISC BEST5!!
NO.1
HOMEBOY SANDMAN(ホームボーイ・サンドマン) 『KOOL HERC:FERTILE CRESCENT』
LOCATION/購入場所 ネット
DATE/購入時期 今年の夏
PRICE/購入価格 忘れた[LP][MP3]
「今年一番聴いたのは間違いなくこれですね。聴いた瞬間“これはやばい!”みたいな。彼は見た目もどちらかというとNerdっぽいのですが、彼独特の声とフロウにハマりましたね。移動中も聴きたいので、ダウンロードもしてしまいました」
NO.2
DINARY DELTA FORCE(ダイナリ・デルタ・フォース) 『THE 9』
LOCATION/購入場所 藤沢のタワレコ
DATE/購入時期 9/27(発売日)
PRICE/購入価格 ¥2,500[CD]
「自分も地元は彼らと同じ藤沢なのですが、これは絶対に藤沢のタワレコでGETしたかったのでそうしました。いい意味で1stとは違っていて、しかし彼らのブレない芯の部分はあって本当にかっこいいなと。自分がラップするきっかけにもなった人たちなので、買ってから聴くまでの帰り道とかワクワクでしたね(笑)」
NO.3
VAMPIRE WEEKEND(ヴァンパイア・ウィークエンド) 『CONTRA』
LOCATION/購入場所 藤沢のタワレコ
DATE/購入時期 今年の夏
PRICE/購入価格 ¥2,500[CD]
「なぜこのタイミングでこのアルバムなのかと言うと、自分たちは今年、フジロックのルーキーステージに出させてもらって。そのときにメインステージで彼らのライヴを観て、かなり気に入って、藤沢に帰ってきて速攻で買いました。声が綺麗で、ツルっと1周聴いてもまた再生ボタンを押したくなりますね」
NO.4
5lack(スラック) 『5-sense』
LOCATION/購入場所 渋谷のタワレコ
DATE/購入時期 8/3(発売日)
PRICE/購入価格 ¥2,590[CD]
「このアルバムは車などの移動中に特に聴いてましたね。シリアスっぽい曲もリリックを聴くとそれだけじゃないってところが好きです。聴いた時の感情としては、他にはあまりないアルバムなのでかなり聴いています」
NO.5
Five Special(ファイヴ・スペシャル) 『Five Special』
LOCATION/購入場所 忘れた
DATE/購入時期 すごく前
PRICE/購入価格 忘れた[LP]
「これは前から好きなモノなのですが、今年もたくさん聴いたので。どの曲も、すべてが自分好みなんですよね。これからもずっと聴くと思います。余談なのですが、この前、フラッシュ・バックスのKID FRESINOに会ったときに、彼もB面の最後の『You’re Something Special』が好きと言っていてアガりました(笑)」
Mummy-D(マミーディー)
マミー・ディー (RHYMESTER) ヒップホップグループRHYMESTERのラッパー、プロデューサーで、グループのトータル・ディレクションを担う司令塔。ラップ&ギターのユニット・マボロシを結成するなど、型破りな活動で異彩を放つ。 |
RECOMMEND DISC BEST5!!
NO.1
KENDRICK LAMAR(ケンドリック・ラマー) 『GOOD KID, M.A.A.D. CITY』
LOCATION/購入場所 渋谷TOWER RECORDS
DATE/購入時期 2012年11月くらいかな?
PRICE/購入価格 ¥2,000くらいかな?[CD]
「これ、多分買ったのは去年なんですけど、来年も聴いてると思います。こういうアルバムは数年に一度しかお目にかかれないタイプの、いわゆる“マスターピ-ス”、旬の人が最も旬な時に放つ最初っ屁のようなもの。次回これを越えるものを放つのは容易ではないでしょう。自分も現役のうちに、このような名作を放ってみたいものです」
NO.2
JUSTIN TIMBERLAKE(ジャスティン・ティンバーレイク) 『THE 20/20 EXPERIENCE』
LOCATION/購入場所 渋谷TOWER RECORDS
DATE/購入時期 2012年初頭かな?
PRICE/購入価格 ¥2,000くらいかな?[CD]
「これは素晴らしすぎるので、あまり聴かないようにしています(笑)。恐るべきクオリティーですが、世界の大衆音楽の最高峰かつ最先鋭がこれでもかっつーほど気合い入れて作ってんだから当たり前か。いや当たり前ではないぞ! EDMなんてもう興味ないもんね、と言わんばかりのグッドミュージックの嵐。こんなのみんな好きに決まってんじゃん。アホか! 残り香も放出される(た?)らしいです」
NO.3
Mac Miller(マック・ミラー) 『Watching Movies With The Sound Off』
LOCATION/購入場所 渋谷TOWER RECORDS
DATE/購入時期 2013年6月くらいかな?
PRICE/購入価格 ¥2,000くらいかな?[CD]
「最近クルマの中で、こればっかりです。ファーストアルバムもまあま あだったのですが、今回はトラックの精度とかハンパなくて、素敵で す。ジャケはオシャレなんだけども、よく見ると下半身を露出しており、その部分をペアレンタル・アドバイザリーのマークで隠しているというイキな趣向。アホです。あー、でもやっぱり中身は素敵です。多分ロクなことはおっしゃられてはいないんだとは思いますが」
NO.4
J. COLE(J・コール) 『BORN SINNER』
LOCATION/購入場所 渋谷TOWER RECORDS
DATE/購入時期 2013年春くらいかな?
PRICE/購入価格 ¥2,000くらいかな?[CD]
「これPUNPEEくんに教えてもらってCD屋さんでこの夏に買いました。ふつうのかっこいいHIP HOPアルバムなのですが、こういうふつうのかっこいいHIP HOPアルバムって最近なかなかないんだよねー、うんうん。ケンドリックもジャスティンもそうなんだけど、すんごいカッコいいものって“ふつう”なんだよね。当たり前のようにすべての音がそこに存在してるっていうか」
NO.5
Major Lazer(メジャー・レイザー) 『Free The Universe』
LOCATION/購入場所 渋谷TOWER RECORDS
DATE/購入時期 2013年春くらいかな?
PRICE/購入価格 ¥2,000くらいかな?[CD]
「この人たちはふつうじゃないなあ(笑)。のんびりと気が狂ってる感じっつーか。とにかく数年前出たファーストアルバムの時から大大大好きで、密かにものすげー心待ちにしてたセカンドアルバムだったのです。ディプロの作るアホアホで凶暴なシンセリフがたまんないっす。ただし期待しすぎたためか、やっぱ最初っ屁のほうが香しかったため、5位ね」