「藤原ヒロシ、スニーカーへの想いを 『Fragment』本誌に込めて―溝口基樹対談」で使われている画像
Fragment
──ヒロシさんは溝口さんにデザイナーとしてどんな魅力を感じているのでしょうか? HF グラフィックデザイナーって、自分の個性を出さず、割り切って商業的に仕事をしてしまう人と、自分を主張しすぎて他のことをあまり考えないアーティスト的な人と、極端な場合が多いんですよ。 その点、溝口さんはバランスが取れている。 クライアントや読者の意図を汲み取りながら、いいパーセンテージで自分を出してくれる。 そういう人って、実際はあまりいないんですよ。 MM マジっすか。そう言ってもらえるとうれしいですね。 HF 僕も僕であまり無理を言わないし、強引な指示を出すタイプではないと思っているんだけど、どうですか? MM そうですね。 かなり自由にやらせてもらっていますね。 僕に一任してくれる仕事は結構多いです。 そういう仕事はやっていてすごく楽しい。 だけど、その分、"どうすれば驚いてくれるかな?"といつも考えています。 いい意味で期待を裏切るようなことをしなくてはダメだと思っています。