藤原ヒロシ、スニーカーへの想いを 『Fragment』本誌に込めて―溝口基樹対談」で使われている画像

藤原ヒロシ

──『Fragment』に掲載されているアイテムの中で特に思い入れの深いものはありますか? HF 実際、僕は自分が昔作ったものにあまり関心がないんですよね。 そういえば、こういうのもあったなっていうくらい。 こういう本を作るのをきっかけに思い出す感じです。 むしろ、他人が作ったものの方に興味があるんです。 他人が作ったものなら、過去のものにも関心がある。 だから、『Personal Effects』や『Fragment』の後半に載っているもののように、僕自身が影響を受けたものは今でも継続的に好きです。 紹介しているギター(※5)やカメラ(※6)は今でも僕にとって欠かせません。 だけど、自分が作ったものだと、手放してしまったものも多々ありますね。 MM スニーカーは結構残っていますよね。 本には載っていないですが、HTMのファーストモデル(※7)などは『the shadow of the official art works』で撮影した当時は新品だったんだけど、履いたり、古くなって劣化したりして。 そんな感じで、一緒に撮影した写真も多く掲載されているので、僕にとっては懐かしさを感じる仕事でしたね。 どのページやアイテムに思い入れがあるというよりは、全体のパッケージとして思い入れがあります。

i bought編集部

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