Homble Niño江川芳文、WASTE TWICE川鍋基樹がおすすめする本6選
Homble Niñoディレクター江川芳文とWASTE(TWICE)デザイナー川鍋基樹がリアルにオススメする本とは。
サンローラン40周年記念の写真集や、ファレル・ウィリアムス初の書籍など、服作りに影響を受けた本など6冊の本をご紹介。
目次
江川芳文 / Homble Niño(オンブレ ニーニョ)ディレクター
本棚には、自分の“熱量”が現れている
スケートやアート関連を中心にエッジの効いた本が並ぶYOPPIさんの本棚。
「KAWSだったりスケシンさんだったり、自分が関わってきた人の影響で買った本が多いです。本って重いから、買うのも持つのも熱量が必要。その“熱”が本棚に現れていると思います」
1.『PLACES AND SPACESI’VE BEEN』 Pharrell Williams
昨年10月に刊行されたファレル初の書籍。
「ファレルのオーラにのまれながら(笑)一緒にツーリングしている写真が載ってます」
2.『イバラードの旅』井上直久
ジブリ作品とも関連深い幻想的絵本。
「昔、アート展に行って井上さんにサインしてもらったら、たまたま自分の誕生日だったんです」
3.『40 Years Of Creation』Yves Saint Laurent(イヴサンローラン)
Saint Laurentのキャリア40周年を記念した写真集。
「唐突にKAWSのアートワークが現れる。このスタイルにすごく影響を受けました」
江川芳文(Homble Niñoディレクター) a.k.a. YOPPI。15歳でプロスケーターとなり、1998年にHECTICを立ち上げ。2012AWから新ブランド・Homble Niñoをスタート |
川鍋基樹 / WASTE(TWICE)(ウエストトゥワイス)デザイナー
20世紀初頭のポートレイトを服作りの参考に
洋書を中心にアート、インテリア、洋服関連の本が並ぶ。
「昔からこの辺の本が好きで、21、2歳の頃はよく六本木のABC(書店)に朝までいて読みあさってました。特に好きなのは20世紀前半の人たちを撮った写真集。その頃の雰囲気を服作りの参考にもしています」
1.『MENSCHEN DES 20. JAHRHUNDER』 AUGUST SANDER
ドイツの写真家が20世紀初頭のさまざまな職業の人を撮ったポートレイト集。
「たぶんバイテン(大判のフィルム)で、すごく写真がキレイ」
2.『MEN’S CLUB増刊・アイビー特集号1~3集』
「大昔に古本屋で3冊まとめて格安で購入。ラッキーでした(笑)。『TAKE IVY』に使われている写真がそのまま載っています」
3.『NUMBERS』 INDIANA&CREELEY
ポップアートの巨匠・INDIANAのアート集。
「“NUMBER”のシルクスクリーンが収録されている貴重な本。5万円ほどしました」
※2013年03月発行『i bought VOL.01』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。