松任谷正隆の愛用一眼レフカメラ5選
「時計よりも万年筆よりもカメラの造形が飛び抜けて好き」という松任谷正隆の愛用カメラとは。
子どもの時に憧れていた「PENTAX SP」やライカなど5アイテムを撮影作品とともに紹介。
目次
松任谷正隆
「物心ついた頃にはすでにカメラの虜で、よくカメラ屋を覗きにいったものです。今回用意したカメラは子どもの時に憧れていた一眼レフがメイン。欲しかったけど当時は高価で買えなかったものを大人になって買い直しました。僕にとって一眼レフは特別なもの。ミラーが動いて時間を切り取る感じは、やはり他には替えがたいんです。カメラは好きなのですが、実は写真を撮るのはあまり好きじゃありません(笑)。基本はミュージシャンなので、創作に使うエネルギーは音楽に使いたいなと。どんな写真が撮れるかよりも、むしろカメラの道具としての機能美に大きな魅力を感じて所有しています。時計よりも万年筆よりもカメラの造形が飛び抜けて好きなんです」。
01LEICAFLEX
ライカのマニュアル式の一眼レフで機械式シャッターを搭載している。
02LEICAFLEX SL
1968年に発売されたライカフレックスの改良モデル。
03FUJIFILM X-T1
デジタルのミラーレス一眼。「最近はもっぱらデジタルで撮影しています」。
04PENTAX SP
世界初のTTL測光カメラとして登場したモデル。「子どもの頃欲しかったカメラです。20年くらい前に名古屋のお店で見つけて8,000円ほどで購入し、2万円かけて直しました」。
05LEICA R6
1965年に登場したライカ初の一眼レフ
ハワイでX-T1で撮影した一枚。
マーケットプレイスで搬入が終わり、ひと休みしているおじさん
こちらもハワイでX-T1で撮ったモノクロ写真。
ダイヤモンドヘッド入り口付近で犬2匹と遊ぶ子どもの姿を撮影
松任谷正隆(ミュージシャン/モータージャーナリスト)
1951年生まれ、東京都出身。1973年に細野晴臣らと「キャラメル・ママ」を結成。後に「ティン・パン・アレイ」に改名して活動。松任谷由実をはじめ、数々のアーティストの編曲・プロデュースを手掛ける
※2014年06月発行『i bought VOL.06』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。