小木“Poggy”基史の「ジャケット」ベスト10
バイヤー兼UNITED ARROWS & SONS(ユナイテッドアローズ&サンズ)ディレクター小木“Poggy”基史が10年間の自分を映し出すアイテムとして「ジャケット」ベスト10を紹介。
動画インタビューでは貴重な経験を語ってもらった。
目次
小木“Poggy”基史/UNITED ARROWS & SONS ディレクター
小木“Poggy”基史がバイヤーとしての10年間で印象に残った経験を語ってもらった。それはアメリカのミュージシャンであるアンドレ・3000が設立したブランドの展示会のとき。
他にもバイヤーという仕事を通じて数多くの貴重な経験をしているとか。
男として極めたいアイテム
ストリートマインドを持ったジャケット
普段からジャケットスタイルが多い小木。
「’04年秋冬のトムブラウンのジャケットをキッカケに、掘り下げてハマっていきました。 30年代のスーツスタイルに目覚めた時もあったけど、そこで基本を覚えて、 改めて自分はストリート感覚のあるジャケットが一番好きなんだと辿り着きました。 Tシャツやスニーカーで遊んで着るというのが僕の考えですね。」
UNITED ARROWS & SONS
「日本の生地、加工を施したオリジナルでとても気に入っています。海外の方と交流していると、日本製のクオリティにリスペクトが多く、UA & SONSのオリジナルは日本製が中心となっています。」
[RIGHT] The Stylist Japan(スタイリストジャパン)
[LEFT]The Stylist Japan×TENDERLOIN(スタイリストジャパン×テンダーロイン)
[RIGHT] 「’06年、僕が当時やっていたリカー、ウーマン&ティアーズでも取り扱っていました。イギリスのスクールストライプ生地をクレイジーパターンで仕上げた1着。アメリカで行われたRISDという展覧会に展示される程、よく着ましたね。」
[LEFT] 「テンダーロインの生地を使い、スタイリストジャパンが作ったもの。前から大久保さんがテンダーロインの方々にジャケットを着て欲しいと思っていることを知っていたので、思い入れが強いですね。」
BRAND_ Mr.BATHING APE® by UNITED ARROWS (ミスターベイシングエイプバイユナイテッドアローズ)
「’10年~’12年SSまでNIGO®さんとやらせてもらった、ミスターベイシングエイプ® 。ソーシャルストリートスタイルをテーマに始動したこのときは、UAとのダブルネームだったんです。」
NIGOLD® by UNITED ARROWS(ニゴールドバイユナイテッドアローズ)
「’14年からNIGO®さんと一緒にやらせていただいているニゴールド®。これはイラストレーターの鈴木英人さんの絵をプリントしたものです。カンヌでファレルも着てくれました。」
ART COMES FIRST(アートカムズファースト)
「ロンドンを拠点に音楽やブラックカルチャーを表現する2人組みがやっているブランドです。ダブル仕様で、スナップボタンで留めるようになったりと、彼等らしい遊びの効いたジャケットです。」
[RIGHT]WTAPS(ダブルタップス)
[CENTER]NEXUSVII(ネクサスセブン)
[LEFT]PIGALLE(ピガール)
[RIGHT]「’14年の展示会で見た、 この生地がすごくカッコ良くて。 TETさんにジャケットを 作ってほしいとお願いして、 UAのパターンを使って ダブルネームで制作しました。」
[CENTER]「パターンや素材などのクオリティも高くて、 最近はミリタリーの流れもあるのでよく着ています。 ストリート発のブランドが こういうジャケットを作るのは面白いと思ってます。」
[LEFT]「ピガールはTシャツも着るけど、 ジャケットがすごく気に入ってて。 イルステュディオという パリのデザインチームのグラフィックを使ったりとか。 古着とも相性が良いですね。」
THOM BROWNE(トムブラウン)
「スーツやジャケットって面白いなと 思い始めた’04年、 トムブラウンのジャケットを買いました。 これをキッカケに、 アイビーやトラッドをさらに掘り下げて ハマっていきました。」
小木 “Poggy”基史 (UNITED ARROWS&SONS Director)
UNITED ARROWS&SONSのデレクター兼バイヤーを務める。 また、今季から自身のニックネーム“poggy”を冠にした オリジナルブランド、POGGY THE MANが始動。
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