落合宏理、相澤陽介、尹勝浩、黒田エイミら9人の相棒アイテム
FACETASMデザイナー落合宏理、White Mountaineeringデザイナー相澤陽介、川上淳也、朝倉秀樹、尹勝浩、若木信吾、黒田エイミ、作原文子、平林奈緒美9人の相棒とも言える逸品を公開。普段から使用するそのアイテムとは?
目次
CELINÉ(セリーヌ) / Tavannes(タバン)
White Mountaineering×SEIKO(ホワイトマウンテニアリング×セイコー)
hobo×STANLEY PARKER(ホーボー×スアンレイ パーカー)
LEATHER BANGLE / VINTAGE WATCH
WATCH / SILVER BRACELET
LEATHER BANGLE
FACETASMデザイナー落合宏理がシンプルかつ上品なものを探していた時に見つけた《セリーヌ》のバングル。
「Tシャツとかジャンクなスタイルに何かしらのモード的アイテムを取り入れるのが今の気分です」
と言うように落合宏理にとって、ハズシのアイテムとして活躍した。
VINTAGE WATCH
「1920〜30年代に作られたスイス製のヴィンテージウォッチ。外装は925シルバーで文字盤には点字で時間表記が記されています。ディーラーいわく、目の見えない人に向けて作られたものだそう。時計としてはもちろん、アクセサリー感覚でも着けられる1本です」。
WATCH
“旅”をインスピレーションソースに挙げる相澤陽介。そんな相澤の今年一番の愛用品は、《セイコー》とコラボレーションした時計。
「日常だけでなく、出張やアウトドアなどさまざまな場面で活躍しています。オールブラックなので、どんなスタイルにも合う」。
SILVER BRACELET
ナバホ出身のジュエリーアーティスト、スタンリー・パーカーとの共作。伝統的な製作方法により、手作業で柄が刻み込まれている。
「シーズンテーマである石畳柄をスタンリーにアレンジしてもらいました。ワイド幅で厚みもあるので、着けていると存在感がありますね」。
落合宏理
東京ファッションのニュージェネレーションとして注目を集めるファッションブランド《ファセッタズム》のデザイナー
川上淳也
東京・渋谷にあるコンセプトストア「7×7」のディレクター。古着はもちろん、同店が展開するオリジナルアイテムも注目
相澤陽介
《ホワイトマウンテニアリング》デザイナー。機能的かつ洗練されたデザイン性を併せ持つコレクションを発表
朝倉秀樹
バッグをはじめとする実用的な装備と、ブレスレット類の装飾的アクセサリー。相反する二つの性格を併せ持つ東京発のブランド、《ホーボー》のデザイナー
Lewis Leather(ルイスレザーズ)
LEATHER JACKET
ビームスのバイヤーとして、長年ファッションコンシャスな 著名人やクリエイターたちを魅了してきた尹勝浩。 そんな業界屈指の目利きである尹の今年一番の愛用品は、 「着丈を短くし、ポケットを増やしたり、 パッドの綿を薄くしたりと私のワガママが反映されています。 気に入ってよく着ています」 という《ルイスレザー》のレザージャケット“Star Lightning”。 ロンドンにあるフラッグシップストアにてオーダーメイド。
尹 勝浩
フリーアドバイザー。 ビームスのメンズクロージング部門の顔として大いに活躍した後、退社。 2012年、「ザ ジェネラル ストア」を出店。 同氏ならではの瑞々しいフィルターを通した、ジェントルマンのライフスタイルを提案する
Levi’s®(リーバイス®)
DENIM “501Z XX”
写真家にして映画監督の若木信吾が、 「なぜか今年は暑い夏でもよく履きました。 アフリカの撮影もこれで行きました」と言うようように、激しく色落ちし、 アタリを含め、独特のアジが浮き出ている若木の“501Z XX”。 (“501Z”は 501を履きやすくモディファイを施した シュリンクトゥフィットのジッパーフライバーション) 若木信吾にとってこのデニムは カメラのような存在だったことを物語っている。
若木信吾
写真家、映画監督。近日、クラウンドファンディングを利用した写真集 「英ちゃん、秀ちゃん」が出版される予定。 作品だけでなく、気負いのないファッションスタイルは業界でも人気が高い
JANTIQUES(ジャンティーク)
DENIM PANTS
「程良くタイトなストレートシルエットは 履いた時に脚を綺麗に見せてくれる」 と話す黒田エイミ。 東京・中目黒にあるヴィンテージショップ 「ジャンティーク」がオリジナルで製作した1本。
黒田エイミ
1988年生まれ。モデルとしてファッション媒体をはじめ 数々の広告、テレビなどにも出演。 モデルエージェンシー「ASIA CROSS」所属
NICOLLE CHAIR(ニコールチェア)
STOOL
多忙を極めるインテリアスタイリストの作原文子は、 プライベートというよりも今年の撮影でよく使ったという 《ニコールチェア》のスツールをピックアップ。
「インダストリアルチェアならではの存在感がいい。 コーディネイトした時に、さまざまなタイプのインテリアと相性がよく、 長く付き合えるデザインです」。
その独特の背もたれの形状から、“SWAN NECK”(白鳥の首)や “WHALE TAIL”(クジラの尾)という呼び名でも親しまれている名作だ。
作原文子
インテリアスタイリスト。岩立通子氏のもとで3年間アシスタントを経験した後、1996年に独立。 主に「MEN’S NON-NO」や「VOGUE JAPAN」、「Casa BRUTUS」などの雑誌やカタログ、 TV-CM、エキシビション、ショップディスプレイなどのスタイリングを中心に活動する
rimowa(リモワ)
SUITCASE
「スーツケースはずっと《グローブトロッター》だったのですが、 空港で重い2輪のスーツケースを“フーフー”言って引いているのが急に馬鹿らしくなり、 ベルリンで機内持ち込みサイズと一番大きな104リットルの《リモワ》を買い、 なぜか毎月海外出張だった今年はガンガン使いました。 飛行中の12時間は何でもできそうな気がして、機内に異常な量の荷物を持ち込むため (結果的にほとんどはバッグから出しもしないのですが)、空港内の移動も楽。 帰りは割れ物を全部こっちに入れて帰ります。 機内持ち込みのサイズは、イケていないサッカー選手みたいですごく嫌だったのですが、 使ってみたらやめられません」。
平林奈緒美
アートディレクター/グラフィックデザイナー。ユナイテッドアローズ やジャーナルスタンダード ラックスなどのセレクトショップや「la kgu」のアートディレクションを手掛ける。さらに最近同氏ディレクションの下、「ジェネラル ビュー」という金物屋がオープンした
※2014年12月発行『i bought VOL.08』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。