スタイリスト祐真朋樹の「ジャケット」ベスト10
スタイリスト祐真朋樹が自分を映し出すアイテムとして「ジャケット」ベスト10を紹介。
「何かしらのサプライズをくれたジャケット」とは。
動画インタビューでは大切なもの過ぎて、全然着ることができなかった大事な買い物について語ってもらった。
目次
祐真朋樹/スタイリスト
祐真朋樹がこの10年間で最も大事だと言える買い物とは?それはパリのコレクションで出会い、同年ローマで自分のものとなった。大切なもの過ぎて、全然着ることができなかったもの。
一瞬のトキメキが購入の決め手
この10年で購入したジャケットベスト10
「買い物は10年前から変わらず、衝動買いがほとんどです」と話す祐真朋樹。
「いつもサプライズを期待してお店に行きます。このブランドにこんなアイテムがあるんだ、っていう発見や試着すると思いのほか似合っちゃった驚き。買い物には、そういうトキメキが必要です。今回紹介するアイテムも、何かしらのサプライズをくれたジャケットたちです。」
TODD SNYDER(トッドスナイダー)
JACKET
「今年2月に原宿の直営店で買いました。タキシードなのにすごくカジュアルな作りで、USA製なのが面白いなと思った。こういうのを普段の服装に取り入れるのが好きですね。」
RAKE(レイク)
JACKET
「福岡のセレクトショップで見つけ、コレいいなぁ〜と思って衝動買いしました。 僕にしては、珍しくダブル仕様ですね。 やっぱり、今見てもかっこいいよなぁ〜。」
MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)
JACKET
「マサヤ君が’60年代に NYのマディソン アヴェニューで働く僕をイメージして作ってくれたもの。 内ポケ部分に“MonsieurSUKEZANE”と刺しゅうが入ってます(笑)。」
SAINT LAURENT(サンローラン)
JACKET
「エディ・スリマンがサンローランに戻った 2013年のファーストシーズン、 表参道店で買いました。 丈が短めのデザイン。 Pコートみたいでかわいいですよね。 今もよく着てますよ。」
VALENTINO(ヴァレンティノ)
JACKET
「2年前のストールが付いたタキシード。 別売りのパンツも買ってスーツのように着用中。これで色々なパーティーに行ってます。 結婚式などフォーマルなシーンで活躍中。」
TOM FORD(トムフォード)
JACKET
「2009年頃にミラノで買いました。肩がしっかりしているのが気恥ずかしくて、洗濯と乾燥機でシワを作ってから着てましたね。Gジャンのように着ちゃうって感じかな!」
THOM BROWNE(トムブラウン)
JACKET
「トムブラウンはタイトだから、いつもひとつ大きめなサイズを選んで。 でもこれは、偶然ルーズな形だったのでサイズ0を買いました。 短い着丈が気に入ってます。」
MAISON MARTIN MARGIELA(メゾンマルタンマルジェラ)
JACKET
「2004年頃パリのショップ、マリア・ルイーザで購入。 仲の良いスタッフに勧められて着てみたら意外と似合いまして(笑)。 洗濯乾燥機で着古した感じを出してカジュアルに着てます。」
BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)
JACKET
「ショートコートなんだけど、 ジャケットとして着ていました。肩の位置がかなり落ちてますね。 これを買った2008年は毎日のように着てました。とてもあったかいです。」
LANVIN(ランバン)
JACKET
「このランバンのジャケットは、 2008年に買ったもの。 パンツと一緒に購入して、セットアップでよく着用していました。 他のジャケットに比べると、 若干シンプルなのかな。」
祐真朋樹(スタイリスト)
1965年京都市生まれ。ファッション誌をはじめ数々の著名人や広告のスタイリングを手掛けるほか、 ブランドのディレクションにも携わるなど、多岐にわたって活躍するスタイリスト。