三宅洋平、YOPPY、名越啓介ら酒好きが愛してやまない12銘柄
酒を飲まない奴は人生の半分損してる……。
前田嘉之, 川島ゆき, 中室太輔, 橋本孝裕, 三宅洋平, 名越啓介, 石黒幸誠, 霜降高明, YOPPY, 加賀美健,grooveman Spot,ADO、酒を心から愛し、愉しんでいる12人クリエイターが集結。
毎日付き合う「定番」から、特別な時に飲みたい「とっておき」まで、 酒飲みが愛するとっておきの1本と、その愉しみ方。
彼らが家に常備するとっておきの1本とともにお酒に対するこだわりの「スタイル」を大公開です。
目次
01:発芽玄米酒 むすひ
こんなドブロクを戦国武将たちも呑んでいた?
CAPACITY_720ml
PRICE_1,470円(税抜)(寺田本家)
酸味が特徴の、かなり個性的な味わいの生酒。
「酵母が生きているホンモノのお酒です。蔵人たちにより、古来からの手法で大切に作られた自然酒。戦国の武将たちが呑んでいたのも、きっとこういうドブロクなんだろうなぁー、などと思いを馳せながら呑みます」
02:芋焼酎 千代の富士
プレゼントにも最適な限定焼酎
CAPACITY_720ml
PRICE_2,200円(税抜)(九重部屋)
かの大横綱の名を冠した本格焼酎。厳選された種子島のさつま芋のみを使用しており、 甘い香りとふくよかな旨味が特徴。
「去年、友達から教わりました。ビールを2~3杯飲んだ後、これを水割りで飲みます。周りに九重ファンが多く、プレゼントにもすごく喜ばれます」
03:ポルフィディオ アネホ
1ショット分でにわかに頭が冴え渡る
CAPACITY_750ml
PRICE_オープン価格(コートーコーポレーション)
「テキーラなんですがブランデーのようなネットリ感があり、一気に飲み干すのではなく、塩やレモンを添えてゆっくり楽しみます。1ショット分飲んだだけで急に頭が冴え渡るので、人と会話を楽しみたい時に重宝します。とにかく最高のテキーラ。本当に愛しています」
名越啓介(写真家) |
04:金麦
カクヤスで箱買いして毎晩1本飲む
CAPACITY_350ml
PRICE_オープン価格(サントリー)
いわゆる“第三のビール”ながら、麦のうまみにこだわった中味が特徴。
「お酒はあまり強くないのですが、毎日必ず晩御飯の時に1本飲みます。安くておいしいので、発売当初から飲んでいます。味わいとしては、あっさりしているのに飲みごたえがあるところが好きです」
加賀美健(現代美術作家) 作家として数々の個性的作品を発表。古着や雑貨を扱う「STRANGE STORE」のオーナー。6月14日までアメリカ・ミルウォーキーのTHE GREEN GALLERYでscott reederとの二人展を開催 |
05:グレンモーレンジ 18年
DVDを観ながらバカラのグラスでチビチビ
CAPACITY_700ml
PRICE_オープン価格(MHD モエ ヘネシー ディアジオ)
「毎週末、好きな映画のDVDを鑑賞しながら、ナッツか生チョコレートをつまみにチビチビ飲んでいます。口当たりはややスパイシーながら、飲んだ後に鼻からスモーキーな香りが抜けていく感じが好きです。飲み方はロック。このために奮発してバカラのグラスも買いました」
中室太輔(ムロフィス プロモーションプランニング ディレクター) |
06:ODAIBA+66
アルコール度数46%をテキーラよろしくショットで!
CAPACITY_220ml
PRICE_840円(税抜)(ル・江戸)
「日本酒度+66度、アルコール度46%の日本一アルコール度数が高い日本のお酒。アルコール度数が高すぎるため現在の酒税法では日本酒と呼べませんが、日本酒の材料、製法で作られている幻の日本酒です。ずっとテキーラ派でしたが、最近はこれを冷凍庫で冷やしてショットで飲んでます♡」
07:霧島 20度
地元で作られている“Soulドリンク”
CAPACITY_1800ml
PRICE_¥1,579円(霧島酒造)
お馴染みの本格芋焼酎。通称“白霧島”。
「僕の地元(宮崎県都城市)で作っている焼酎で、“Soulドリンク”として昔から飲んでいます。20度の方は地元以外ではあまり流通してなく、東京で買えるのはだいたい25度なんですが、たまに見つけた時には買って愛飲しています」
橋本孝裕(ヘアメイクアーティスト) |
08:白洲12年
和食と相性抜群なジャパニーズウイスキー逸品
CAPACITY_700ml
PRICE_¥7,000円(税抜)(サントリー)
「スコッチ(スコットランドウイスキー)と同じシングルモルト製法で、ほどよくスモーキーな味わいが癖になります。食事とも相性が良く、特にジャパニーズウイスキーということで刺身をはじめ和食との相性は最高。ロックがメインですが、時にストレートで香りを楽むことも」
前田嘉之(LABRATデザイナー/ LABORATORY/BERBERJIN®ディレクター) 2006年にBERBERJINのエクスクルーシブブランド「LABRAT(ラブラット)」を開始。今年4月にブランド初の直営店となる「LABRAT BOUTIQUE」を神宮前にオープン。 |
09:ジェイコブス・クリーク シラーズ・カベルネ
味もプライスもデイリーワインにふさわしい
CAPACITY_750ml
PRICE_1,310円(税抜)(Pernod Ricard Japan)
「シラーズとカベルネという2品種のぶどうをブレンドしたオーストラリアの赤ワイン。7~8年前からデイリーワインとして毎日のように飲んでいます。ツマミはナッツ類や、ブルー系のチーズが多いです。チリワインも含めて南半球ものは安いのに味がシッカリしていていいですね」
10:ルジェ クレーム・ド・ペシェ
5~6年前からずっと“レゲパン”が夜のお供
CAPACITY_700ml
PRICE_1,390円(税抜)(サントリー)
「桃のリキュールで、これにウーロン茶とたまにカットレモンを入れ、レゲエパンチというカクテルを作っています。クラブなどで長時間お酒を飲む際にも、これなら飲み続けられるので重宝しています。5~6年前にハマってからは、ずっと“レゲパン”を片手にDJしてますね」
霜降高明(FORWARD ink.ディレクター/DJ) 昼はPRやクリエイティブ制作を行う会社のディレクターとして、夜はさまざまなシーンで活躍するDJとしての顔を持つ。この夏、原宿にフォーカスを当てたフリーペーパーをローンチ予定 |
11:ズブロッカ
あれば必ず飲む、ポーランドのウォッカ
CAPACITY_500ml
PRICE_オープン価格(Lead-off Japan Co.,Ltd.)
ポーランドのバイソングラスを漬け込んだウォッカで、柔らかな香りとまろやかな飲み口が特徴。
「二十歳ぐらいから好きで飲んでいます。すべてのバーやクラブに置いてあるわけではないけど、あれば必ず飲みます。ロックもいいですが、トニックで割ってライムを搾るスタイルが一番好み」
grooveman Spot(ビートメイカー/プロデューサー) 「Enbull」のDJ&トラックメイカーにして、Jazzy Sportの最重要選手。東日本大震災を機に出身地の仙台に拠点を移す。今年4月に5thアルバム『Began To Notice』をリリース |
12:飫肥杉
酔っ払ってても、ついクイクイいっちゃう
CAPACITY_1800ml
PRICE_1,810円(税抜)(井上酒造)
宮崎・日南地方の湧き水を使った芋焼酎。
「外で飲んで帰ってきて飲み足りない時にこれを飲みます(ベロンベロンでも飲み足りないと言いますが……)。味わいはとても爽やかで、ついロックでクイクイいってしまいます。宮崎焼酎ということで、濃いめの料理と相性が抜群」
ADO(編集者/ライター) 雑誌や広告、カタログのディレクションを手掛ける。またバンド「SUNABA」を経て現在はソロで音楽活動を行う。クリエイティブ・ディレクターを務めた雑誌『THE DAY』を5月に上梓 |
※2013年6月発行『i bought VOL.02』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。