スタイリスト笠井時夢・長谷川哲也の愛車とは
いつの時代でも、車は大人の男の相棒。実際に購入する際は、利便性に機能性、そして当然デザイン性まで、さまざまな角度から検証し、悩みに悩んで手に入れる。
スタイリスト長谷川哲也、笠井時夢がひょんなきっかけで出会った、運命の2台を紹介。
目次
笠井時夢
Alfa Romeo 147
購入時期 2015年1月
購入場所 友人から
購入価格 ────
「ちょうど車を買おうと思っていたタイミングで、たまたま友人がこれを手放すというので譲り受けました。もともとゴルフとかのカジュアルなワゴン車にするつもりだったので、正直初めはピンときませんでしたけど。でも実際に運転してみたら、想像以上に良かったんです。アルファロメオって少し分不相応なイメージだったんですが、これはサイズもコンパクトで、スゴくカジュアルに乗れたんです。それでいて運転席は快適だし走りも良いので、遠出も楽ちん。実家の山梨の方でも仕事がしやすくなりました。お陰で、次もアルファロメが欲しくなっちゃいましたよ(笑)。ブラウンメタリックのカラーリングと特徴的なフロントグリルもお気に入りですね」。
予想を裏切るカジュアルさで 敏腕スタイリストも虜にさせる
FRONT.
BACK.
SIDE.
職業柄、車中で過ごすことがすこぶる多い故、ハンドウォッシュや香り付き楊枝などのケア用品は欠かさない。
助手席の足元には、換えのシューズを常時2〜3足は用意。iPadとシステム手帳は仕事のマスト。
後ろのシートは常にフルフラット状態。こうしておけば、大抵の仕事に対応できるほどの積載量をキープできる
笠井時夢(スタイリスト)
雑誌、広告、アーティストと、さまざまなフィールドで手腕を振るう人気スタイリスト。
長谷川哲也
ISUZU VehiCROSS
購入時期 2015年4月
購入場所 中古車販売店
購入価格 ────
「ほんの1ヶ月ほど前に車で事故に遭ってしまい、不運にも廃車になってしまったんです。急遽新しい車が必要になり、馴染みの車屋さんに駆け込んで出会ったのが、このビークロスでした。これだけ目立つ車ですから、僕自身昔から認識はあったのですが、まさか自分で乗るなんて思ってもみなかったですね。けれど、ある程度の荷物が載せられて即納車可能。しかもこの完全見た目重視のデザイン。これも運命だと言い聞かせて、思い切って決めました。実際に乗ってみると、正直不便な部分も多いんですが……(笑)。でも、その分カワイく思えて、結果とても満足しています。やっぱり、この絶対に人とかぶらない佇まいは、とにかく魅力的なんですよね」。
国内自動車史に名を残す 個性派デザインの超希少車
FRONT.
BACK.
SIDE.
ビークロスならではの特徴的なバックショット。大先輩であるというTARのステッカー&マグネットが印象的。
インパネには謎のカーボン柄が。まったく意味をなしていないであろう絶妙の意匠がお気に入り。
フューエルコックのデザインも独創的。目下の目標は、くすんだ樹脂パーツをピカピカにすることだとか
長谷川哲也(スタイリスト)
UKカルチャーを愛するリアルパンクス。多忙を極めるスタイリスト業の傍ら、毎週金曜日には渋谷のバー「LOUNGE 8 TOKYO」にて、いつか自身のお店を開くためにバーテンダーの修行中
※2015年06月発行『i bought VOL.10』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。