12人のクリエイター達が偏愛するアーティストグッズ大公開
ねごと、フルカワミキ、DJ DARUMAら12人のクリエイターたちが心酔するアイテムとは?アーティストのグラフィティTシャツや、Kylle Chanのイラスト、ピカソ展で購入した絵、森山大道の写真など大公開。
目次
01:DJ DARUMA
魅力的なデザインのTシャツは 着られなくてもコレクト!
「好きなアーティストや映画、ゲームやアニメのTシャツを買い始めたのは高校生の頃。とにかくTシャツが大好きで1年中着ています。例えばヒップホップのパーティーだからプロディジーのTシャツを着たり、テクノのパーティーにドクター・ドレのTシャツで出掛けたり、裏を入れて着るのが好きです。着るにはちょっとというデザインや、合うサイズがなくても、コレクションとして持っておきたいと思えば買って保存して、こういうタイミングに披露します(笑)」
PICK UP T-SHIRT!
01.Phoenix
「2007〜2011年くらいにかけて、ライヴ会場で買ったもの。フェニックスはデザインが豊富だから、チェックするのが毎回楽しみなんです」
02.DAFT PUNK
「これは2007年、パリにライヴを観に行った時に3,000円くらいで購入しました。結構着ているので、もうヨレヨレになってきてる(笑)」
03.岡本太郎
「岡本太郎さんの太陽の塔Tシャツは、2011年か2012年の岡本太郎展で見つけました。これも確か3,000円くらいだったと思います」
ディージェイ ダルマ(DEXPISTOLS/CREPEMAN)
DJユニットDEXPISTOLSでの活動を中心に、東京のクラブシーンを牽引し、日本各地のフェスやイベントに数多く出演。2011年より始動したTシャツレーベルCREPEMANのディレクション・デザインも手掛ける
02:フルカワミキ
寺山修司は地元を代表する偉大なアーティストです
「私の地元にある寺山修司記念館で購入したものです。実は地元にいた時は記念館があることを知らなくて、最初に行ったのは(スーパーカーの)メンバーと帰省した1999年に、2度目は5〜6年前に家族と。寺山氏の本棚を再現したコーナーや、インタビュー映像を見られるコーナーなどがあって、彼にまつわるものがたくさんあって本当に面白いんです。タブーが多かった時代に、本当に偉業を成し遂げてきたんだなぁと実感しました」
01.お面
「すごいインパクトですよね。1999年に買いました。意外と高くて500円くらいだった記憶があります(笑)。おでこに着けて使うみたい」
02.テラヤマスク
「去年、ワタリウム美術館で寺山展をやっていた時にお土産として買いました。これは210円。中身は……普通の白いマスクです(笑)」
03.単行本3冊セット
「寺山氏の小説や詩と、宇野亜喜良さんの絵の組み合わせが最高。1999年に寺山記念館で3,990円でした。独特の文章も、もちろん好きです」
フルカワミキ(ミュージシャン)
スーパーカーのBa.&Vo.として活躍後、2006年よりソロ活動を本格的にスタート。2011年よりLAMAのVo.&Ba.やDJとしても活動中。4月2日に4thアルバムをHPとDISK UNION限定でリリースする
03:平沼久幸
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの思い出が詰まったTシャツ
「ミッシェルにハマったのは1999年の頃。高校生の頃は文化祭でコピーしたりしてました。Tシャツはすべてライヴ会場かオフィシャルHPで買ったものです。入場するだけで2時間並んだ解散ライヴ、偶然行けた代々木ライオット(フリーライヴ)など、どれも思い出が詰まった大切な品です。いつか広い家に住んだら額装したいと思って大切に保管しています!」
左上:購入時期_ 2003年のフジロック
左下:購入時期_ 1999年くらい。 友人の母からのプレゼント
中央上:購入時期_ 2003年の解散ライヴ
中央下:購入時期_ 2001年の 代々木ライオット
右上:購入時期_ 不明
右下:購入時期_ 2003年の解散ライヴ
平沼久幸(BAYCREW’Sプレス) 渋谷生まれ渋谷勤務。JOURNAL STANDARD/journal standard Fu rnitureのショップスタッフ、JOURNAL STANDARDのプレスを経て現職に。無類の音楽好きとしても有名 |
04:大西庸央
好きという気持ちが溢れた時にグッズを買います
「好きなアーティストのライヴに足を運ぶことは多いけど、グッズを買うかと言えば、実際は買わないことの方が圧倒的に多いんです。でも今回持参したものは、現場での自分のテンションが上がり切って、好きという気持ちが溢れ出したので買ったものばかり。もちろん、ヴィジュアルの良さにも惹かれないと買いませんよ(笑)」
右:YMOのTシャツ/購入時期_2009年のワールドハピネス/購入価格_3,500円くらい
中央上:くるりのピッグ&バッジセット/購入時期_2007年のツアー/購入価格_700円くらい
中央下:原田響さんのステッカー/購入時期_2012年の個展/購入価格_300円くらい
左:WilcoのTシャツ/購入時期_2011年のフジロック/購入価格_3,500円くらい
大西庸央(THE KEYS/Vo.&Gt.) 神戸出身の3ピースバンドのVo.&Gt.。2012年のフジロックのルーキーステージに出演し、2013年秋にはデビューアルバム「Die A Little」をリリースした。 |
05:木村多津也
16歳から集め続けている BLANKEY JET CITYのTシャツ!
「高1で初めてライヴに行って、すぐにファンクラブに入って、そこからTシャツは買い続けているから、コレクター歴はもう20年くらい(笑)。ブランキーが現役で活動していた頃、僕は大阪に住んでいたので、西日本でのライヴにはほとんど行きました。Tシャツはライヴの思い出とリンクするので、大切にとってあるんです。16歳の頃、頭をガツンとされたショックは一生忘れないと思います!」
PICK UP T-SHIRT!
01.TOUR_Romeoʼs Heart Tour
YEAR_1998年 PLACE_大阪厚生年金会館 PRICE_¥5,000〜¥8,000くらい
02.TOUR_Romeoʼs Heart Tour
YEAR_1998年 PLACE_大阪厚生年金会館 PRICE_¥5,000〜¥8,000くらい
03.TOUR_スージーの青春
YEAR_1994年 PLACE_大阪サンケイホール PRICE_¥3,000〜¥4,000くらい
04.TOUR_LAST DANCE
YEAR_2000年 PLACE_横浜アリーナ PRICE_¥3,000〜¥4,000くらい
05.TOUR_Spaghetti Hair
YEAR_1997年 PLACE_大阪サンケイホール PRICE_¥5,000〜¥8,000くらい
06.TOUR_LOVE IS DIE DIE IS A CHANCE
YEAR_2000年 PLACE_横浜アリーナ PRICE_¥3,000〜¥4,000くらい
木村多津也(DISCOVEREDデザイナー)
リアルクローズを軸に、クラシカルからカジュアルまで、独自の視点で切り取ったオリジナリティ溢れるコレクションを展開する「DISCOVERED」のデザイナー
06:岩本岳士
communeで出会ったアート作品に創作意欲を刺激されます
「新代田にあるギャラリーcommuneは、自分自身のソロライヴを毎月行っていることもあり、定期的に足を運ぶ場所。2週間くらいのサイクルでさまざまなアーティストの個展が行われているんです。中でもこの3組の作品は特にお気に入りで、家で何度も見返しているもの。表現方法は異なれど、とにかくエッジの効き方がハンパないんですよ。見るたびに、僕も面白いことをやっていかねばと刺激を受けています」
01.Kylle Chanのイラスト
「ポップなイラストに見えるけど、よく見ると影があるんです。悲しみに溢れるというか。今年の1月頃に800円くらいで購入しました」
02.写真家・山川哲矢のジン
「クアトロのアー写やライヴも撮影してくれているヤマテツの個展が1年くらい前にあって。バランス感覚がすごく好きです」
03.nobue miyazakiの3コママンガ
「ストマクというアーティストのお姉ちゃん(素人!)が描いた3コママンガです。とにかく度肝を抜かれます! これも最近手に入れました」
岩本岳士(ミュージシャン/QUATTRO/VO.&Gt.)
’90sのブリティッシュロックを基軸に、さまざまなジャンルの音を取り込んだポップでキャッチーなサウンドを奏でるバンド、QUATTROのVo.&Gt.。さらにソロアルバム「Le ouest paresseuxxx」のリリースも予定している!