12人のクリエイター達が偏愛するアーティストグッズ大公開
ねごと、フルカワミキ、DJ DARUMAら12人のクリエイターたちが心酔するアイテムとは?アーティストのグラフィティTシャツや、Kylle Chanのイラスト、ピカソ展で購入した絵、森山大道の写真など大公開。
目次
07:沙田瑞紀(ねごと)
バンドとして好きなのはもちろん デザインも重要!
「海外のアーティストのライヴにはよく行くのですが、グッズを買うに至るのは実はまれなんです。やっぱり普段着られるデザインかどうかが重要なので(笑)。その点、このブラーのTシャツは見た目のよさもクリア。もちろんライヴ自体も最高で、本当に感動しました。」
購入時期_今年の1月
購入場所_日本武道館
購入価格_¥3,500
沙田瑞紀(ミュージシャン/ねごと/Gt.) 4ピースガールズバンド、ねごとのGt.。ライヴ「お口ポカーン!! “Z”OOM in X.Y.Z day」が5月1・2日にSHIBUYA Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREほか1公演を開催。 |
08:佐藤宏憲
気軽に絵画を楽しむのが好きなんです
「世間から評価されている絵の持つ力を感じたいという思いで、美術館に足を運び、記録として絵葉書をファイリングするようになり、気づけば300枚を越えました(笑)。たとえばピカソ展とひと言で言っても、焦点の当て方で全然違う作品が見られるので興味は尽きません」
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」
2007年にダ・ヴィンチの絵が初来日したときのもの。セキュリティが厳し過ぎて、それだけで崇高な絵なんだなと思いました(笑)
「ピカソ展」
何度か行ったうちの2003年のときのものです。メインの絵ではなく、ラフなタッチで描かれた楽しげな雰囲気のこの絵に惹かれました
葉祥明阿蘇高原 絵本美術館での常設展示
山の上にぽつんとあるカワイイ美術館です。この絵は美術館の周辺を描いたもの。地方に行く時も美術館巡りをすることが多いです
09:KEI
森山大道さんの抽象的な写真に魅了されています
「3年ほど前に知り合いに教えてもらったのが森山大道さんの作品との出会いです。こういう抽象的な写真というものを見たのが初めてて、本当に衝撃を受けました。それから写真集を買ったり個展に足を運ぶようになり、ますます虜になっていきました。一昨年、新宿のグッチのギャラリーで行われた展覧会は、写真の世界観にぴったりのテキスタイルが壁中に張り巡らされていて、圧巻でした!」
01.ポスターサイズの作品
「B GALLERYで2年ほど前に個展を行われたときに5,000円くらいで購入しました。サイケデリックな雰囲気が気に入っています」
02.写真集「71 NEW YORK」
「森山さんはたくさんの街を訪れているのですが、これは40年前のニューヨークで撮影された作品が収められたものです」
03.写真集「A HUNTER 狩人」
「森山さんの作品の中でも名作と呼ばれている『三沢の犬』が収録された写真集です。3年ほど前に手にした初めての作品集」
個展で購入したピンズ
「銀座のギャラリーで開かれていた個展で購入した『三沢の犬』ピンズです。気に入っているので、普段は革ジャンに付けてます」
ケイ(ETHOSディレクター)
日本人ならではの繊細なディテールワークにこわだったクラス感漂うカジュアルウェアを生み出す「ETHOS」のディレクター。ファッション以外のさまざまなカルチャーにも精通
10:久芳俊夫
好きなものに囲まれて部屋で過ごすのが至福の時
「10代の頃から、自分の中でルールを作っていろんなものを集めて始め、今では自宅の一室が、趣味のアイテムで埋まってしまいました(笑)。もともとは洋服を集めるところからスタートして、30代を越えてからは、部屋で好きなものに囲まれていたいというマインドが強くなり、洋服以外のアイテムが増えてきました」
左上:映画「Mr.ダマー」の DVD&人形&Tシャツ
「1995年に劇場公開された作品なのですが、キツすぎるブラックジョークが本当に面白いんです。Tシャツは海外のサイトで購入したのですが、本体が$20で送料も$20(笑)」
中央上:ダンボーのフィギュア
「人気コミック『よつばと!』に登場するダンボーのフィギュアです。ビームス Tを始め、企業とのコラボをリリースしていて購買意欲を刺激されます。ひとつ¥1,000くらい」
中央:音楽家・ 菅野よう子さんのコンサートグッズ
「ゲーム音楽界を代表する音楽家・菅野よう子さんが、2001年と2007年にコンサートを演った時に買ったグッズです。埼玉スーパーアリーナが平日なのに即完でした」
右下:荒木飛呂彦先生のイラストTシャツ
「左は、2006年にビームス Tから発売され、昨年の『ジョジョ展』でも原画展示された貴重な1枚。右から2番目はUT、それ以外はアルトラバイオレンスで購入」
久芳俊夫(MANGART BEAMS Tディレクター)
マンガやアニメをテーマにした、ファッション性の高いデザインのTシャツをリリースする「MANGART BEAMS T」のディレクター。もちろんアニメやマンガへの造詣はかなり深い
11:岡本順
普段なかなか出会えない本が美術館では見つかるんです
「パリにいる頃から、時間を見つけては美術館へはよく足を運んでいました。のんびりと絵を鑑賞するのはもちろんですが、美術館の中にあるショップに置かれている小説を見るのも楽しみのひとつなんです。美術館の色や展示物によってセレクトされていることが多いので、なかなか出会えない本に出会えるのが魅力です」
01. 「つまみぐい文学食堂」 柴田元幸
02. 「魯山人の美食手帖」 北大路魯山人
03. 「もの食う本」 木村衣有子
「昨年末、金沢21世紀美術館に行った時に買った3冊です。僕は自分で物語りを書き、それをコレクションのテーマにするのですが、その中には食べ物が必ず出てきます。だから他の人たちがどんな描写で食について書いているのか興味があって購入しました」
岡本順(JUN OKAMOTOデザイナー)
2005年、パリを拠点に始動たJUN OKAMOTOのデザイナー。2009年より拠点を日本に移し、2010年には待望のメンズラインをスタート。昨年、旗艦店が代官山にオープン
12:立木輝樹
ももクロへの愛を胸にこれからは在宅で応援します!
「友達に誘われて2011年の3月に6人最後のライヴに行ったのがきっかけで、まんまとハマりました(笑)。5人体制初のよみうりランドでのサマーダイブも行ったし、ラジオの公開収録や握手会など、本当にいろいろなイベントに参加してきました。グッズはその度に購入したものです。でも実は昨年末、ももクロのファンクラブを脱退したんです。もう僕が頑張らなくても大丈夫でしょうと思って(笑)。これからは在宅として、応援していきます!」
01.「男祭り2012 -Dynamism-」のTシャツ
「自作のTシャツで参加したくて、一から版を作って手刷りしました。テーマはヤンキー暴走族(笑)。色は、しおりんカラーの黄色です」
02.「サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは」のTシャツ
「《Z伝説〜終わりなき革命〜》の衣装をモチーフにしたデザインです。 5人になって初のライヴだったので、とても記憶に残っています」
03.「~ももクロちゃんに逢えちゃうよぉ~ウレPギャ~ス!!~ 氣志團VSももいろクローバーZ」のTシャツ
「氣志團の15周年を記念した対バンライヴの第18弾としてももクロと演った時のもの。 オークションでは一時期¥20,000超えでした」
04.「BEAMS T×ももクロ」のコラボのTシャツ
「2010年の夏頃、ビームス Tの入江さんからいただきました。 この色は販売されておらず、メンバーしか持っていないレア色らしいです!」
05.「ももクロChan」のリメイクハッピ
「夏菜子推しの友達と一緒に、テレ朝ショップで購入したハッピを、 半分で切ってリメイクしました。ライヴ会場ではコレが正装でした」
立木輝樹(flaphデザイナー)
ロンドンのスケートショップ、SLAM CITY SKATESで日本人として唯一勤務した経験を活かし、2000年よりflaphを始動。独特のカラー&デザインで多くの人を魅了し続けている
※2014年03月発行『i bought VOL.05』に掲載された記事です。
※今号に掲載されている商品の価格は全て税抜き価格となっております。(以前購入した私物を除く)
※販売状況は掲載当時のものになります。