WTAPSディレクター西山徹の紀ノ国屋バイイング報告
日本が誇る高級スーパーの老舗スーパー紀ノ国屋。
WTAPSディレクターの西山徹が選ぶ、お気に入り&定番の購入品リスト:パン、オリーブオイル、オーガニックジュース、チョコレート、生鮮野菜、食肉加工品、雑貨など計13点を一挙公開。
目次
KINOKUNIYA 等々力店
「紀ノ国屋は仕事の行き帰りに等々力店へ立ち寄ることも多く、生鮮食品なら葉もの野菜、肉の加工品ならコンビーフやハムといった具合に買うものもほぼ定番です。それと、紀ノ国屋オリジナルのジッパーバッグは用途に合わせて3サイズとも愛用してます」
ADDRESS_東京都世田谷区等々力7-18-1
TEL_03-3704-7515
STORE HOURS_10:00〜20:00 HOLIDAY_無休(年始を除く)
購入品リスト
MARNAのおさかなスポンジ
ナイロン不織布・ウレタン・脱膜ウレタンの3層構造から成るキッチン用のスポンジ。
「やはり息子の魚好きを踏まえてチョイス」。日本製。
¥248
イモーリ ラウデミオ エキストラヴァージン オリーブオイル
イタリア・トスカーナ地方で生産されるイモーリ社の逸品。
「舐めるだけで美味しい贅沢なオリーブオイルで。調理用のオイルとは別枠」。
¥4,320
HAWAIIAN HOSTのチョコレート
ハワイ土産の定番も今や日頃のおやつに食べられる贅沢!
ハワイアンホストのマカダミアナッツチョコレート、120gスタンドバッグ。
¥1,144
タカナシのオーガニックジュース
オーガニックオレンジ及びアップルを使用したタカナシの果汁100%ジュースはもちろんお子様用。
濃縮還元タイプ。125ml紙パック入り。
各¥86
加藤美蜂園北海道産 てんさいオリゴ糖シロップ
北海道特産のてんさい(さとう大根)から抽出した甘味料、ラフィノースなどを含むオリゴ糖シロップは「朝のスムージー用に」。1,000ml。
¥1,539
KINOKUNIYAのサニーレタス
葉は薄く柔らかく、苦味も穏やかなサニーレタス。赤紫がかって縮れた葉先が特徴。
「我が家ではサンドイッチやサラダに大活躍」。
¥380
KINOKUNIYAのレタス
鮮度の良さにこだわった紀ノ国屋のレタスは、もっとも傷みやすい外葉を取り除き、呼吸できるよう穴あきの袋に入れて販売。
サクサクの食感がお気に入り。
¥298
KINOKUNIYAのイギリスパン
1958年の発売当初より伝統製法を守り続る紀ノ国屋のロングセラー。
「サンドイッチを作るのにちょうどいい大きさなのがこれ」。
厚切り6枚入り。
¥399
KINOKUNIYAのポークウインナー
紀ノ国屋のデリカテッセンより、豚肉100%のフランス様式のソーセージ。
天然羊腸使用の絹引きタイプ。これも西山家の定番。内容量は180g。
¥669
KINOKUNIYAのスモークハム
ロイヤルポークのもも肉を伊豆大島の海塩で塩漬けした紀ノ国屋オリジナルのスモークハム。
味、香りともに上質で料理もグレードアップ必至。100g。
¥777
KINOKUNIYAの自家製コンビーフ
牛モモ肉を自家製フォンブランでじっくり煮込んだ紀ノ国屋のコンビーフは「本当に美味しい!」と西山氏。
サンドイッチにも最適。60g。
¥489
キューピーのマヨネーズ
マヨネーズ好きを自認する西山氏のチョイスはやっぱりキューピーマヨネーズ。
レトロなデザインのステッカーが映える瓶入りタイプ。300g。
¥367
KINOKUNIYAのジッパーバッグ
食材はもちろん小物や文房具の保管にも便利な紀ノ国屋オリジナルのスライドジッパーバッグ。
「底にマチがあり容量もたっぷり」。Lサイズ10枚。
¥152
「これでいい」ものは買わない、「これがいい」ものしか買わない。
「僕の個人的な買い物に付き合ってもらったみたいでしたが、普段からこんなにたくさん買うわけではありません。これから自宅で食事をする機会が増える季節柄もあって、土鍋や調理器具などもいろいろと買いました。今回訪れた4軒は普段の生活において本当によく行くところばかり。それぞれに特徴の際立ったショップで、ただ共通して言えるのは、どこも買い物が楽しいと思える空間であること。たとえば、お菓子や飲み物は銘柄にこだわらず、いろいろと試す方なので、国内外を問わず品揃えが充実していて、しかもインディペンデントな小規模生産の商品を提案しているような店ならば理想的。地方の小さな会社で作ったものが予想以上に美味しかった、なんて、そういう経験ありませんか。それとは逆に、自宅でも事務所でも長く使用する雑貨や小物については『これでいい』ものは買わず、『これがいい』ものだけを揃えるようにしています。ブランドや国籍は問わず、デザインの良し悪しと機能的かどうかで判断します。特に工業製品の雰囲気を持ったものに惹かれ、今回も日本製やヨーロッパのステーショナリーをいくつか買いました。何より中途半端なもので済ませると、使ううちに必ず後悔するので、自分自身で納得できるものに出会えた時には躊躇わないよう心掛けています」。
西山徹(WTAPS ディレクター)
1974年東京都生まれ。’93年「FORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS®」名義でシルクスクリーンを中心とした活動を開始。’96年にはより本格的な服作りを目指し「WTAPS」を創設。2011年にその旗艦店「GIP-STORE®」を渋谷神南にオープン。他にもVANSやthe POOLなどさまざまなプロジェクトに参加、その活動は多岐に渡る。’14年「親から子へ、またその子どもが親となり、次の世代へと受け継がれてゆくモノづくり」をコンセプトに「DESCENDANT」を発足。同年、「MY LIFE IS THIS LIFE」(マガジンハウス)を上梓する
※2014年12月発行『i bought VOL.08』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。