BOUNTY HUNTERヒカル、マキヒロチら自慢のアートグッズ
BOUNTY HUNTERヒカル、マキヒロチ、JANTIQUES 代表 内田斉、佐野円香らの自慢のアートグッズとは。SKATE THING(スケートシング)のアートワークや森山大道、Jose Parla(ホセ・パルラ)など見どころ満載。
目次
HIKARU
ヒカル(BOUNTY HUNTER デザイナー) 1995年、原宿にUS TOY&PUNK ROCKがコンセプトのショップをオープン、自身が手掛ける同名ブランドも今年で設立18周年を迎えた。またPUNK ROCK DJとしても活躍中。 |
EXCEL 1st.アルバム 「SPILIT IMAGE」の ポスター原画
アーティストはMichael Seiff。
「EXCELのDan(Vo)から2005年くらいにプレゼントされたんだけど、本人も「何であげたのか不思議」って言っているくらいの超お宝。もちろん絶対返さないけど(笑)。出したのも2回目で本当なら見せたくないが特別に!(笑)」
SKATE THINGのアートワーク
「確か’99年だったかな? NEIGHBORHOODでシンちゃん(※SKATE THING)のアートエキシビジョンが開催された時に、『ヤベー!!』って大騒ぎして本人から譲り受けました」。
SKATE THINGの世界観が120%表現されたキャンバスの裏面には、メッセージまでも書き込まれた無二のアートピース
「JUDGE DREDD」のコミック原画
英国のコミック誌「2000AD」のエキシビジョンに参加した際にプレゼントされたというコミックの原画は、ヒカルのフェイバリットキャラである“ジャッジデス”も描かれている。
「手描きの本物だし、いきなり届いて焦った!(笑)。額装して飾りたいんだけど、日焼けが悩みどころ……」
KEI
KEI (ETHOS ディレクター) 男性にとってのファッションにスパイスを加え、スタンダードに色をつけ、時代を楽しむ。そんな考えの下、新たなスタンダードを生み出し提案するブランドETHOSのディレクター。 |
森山大道のポスター
新宿のB GALLERYでやっていた森山大道展にてひと目ボレ。
「知人の写真家から教えてもらい好きになった写真家、森山大道。編みタイツ越しの女性の股間がエロい……。自然な瞬間を捉えたモノクロの荒々しさが好きですね」
「CITY INDIANS」Eichoborn Verlag
2年前にAmazaonで購入。
「写っているのはパンクスやサイコビリーなどストリートの“ワル”ばかり。でもそんな彼らのスタイルを見ているのも楽しいし、この写真家も森山大道と同様に荒々しさの中に品が感じられて好き」
内田斉
内田斉(JANTIQUES 代表) JUNK+ANTIQUEをその名の由来に持つ中目黒のユーズド&アンティークショップ、JANTIQUESのオーナー。店内にはビンテージ古着から雑貨、釘や縄梯子にトロッコまで、長い時を経て集まったモノたちが所狭しと並ぶ |
映画「The WILD ONE」 のポスター
「ライダースジャケットにXX、ボーダーTやエンジニアブーツと僕がファッションにのめり込むキッカケがこの映画でした」。
1953年公開当時のオリジナルポスターで、去年の冬に購入。現在のレートだと約2,500ドルはするそう
’40s後半〜’50s前半のテキスタイルサンプル
今年2月の買い付け時に発見し、その中で気に入った配色を額装。
「ボーダーTシャツの生地見本は、なかなかビンテージ市場にも出てこないアイテム。日焼けで黄ばんだのか最初からこの色なのかを想像するのも楽しいんです」
野坂稔和
「河鍋暁斎翁伝」飯島半十郎
「河鍋暁斎」Josiah Conder
「刺青研究 No.1」
河鍋暁斎は野坂稔和が尊敬する幕末から明治期の浮世絵師。
「絵描きを目指す人には、ぜひ読んで知ってもらいたいですね」。
ちなみに古本屋でたまたま見つけたという「刺青研究」No.1は1989年出版の日本語版で相当なレア物だそう
DAN DRINGENBERGのタトゥマシーン
カリフォルニアのファクトリーに出向き、本人から約400ドルで購入。
「直接本人からじゃないと絶対に買いたくないし、その後のチューニングは必須。でもコレはチューニングの必要がほとんどなく、相性も良かったみたいです」
マキヒロチ
「BEAUTIFUL LOSERS 〜SPECIAL EDITION〜」
「昔、愛読していた雑誌『relax』の表紙をよく飾っていた大好きなアーティストたちがたくさん出ていて、シネマライズでリアルタイムにも観ていたけど何度も観たいと思い、最近Amazonにて購入。BGVとしても重宝してます」
「FRANCIS BACON」 FRANCIS BACON
「5月に国立近代美術館のFRANCIS BACON展で彼の作品を初めて見て受けた感動を忘れないように、ミュージアムショップで画集を即買い! インテリアにもイイと思って買ったのですが、夜中に見ると表紙が怖いです」
土井彬裕
土井彬裕(LOSTHILLS プレス) FAR EASTERN ENTHUSIASTやWYLERなど、数々のブランド運営を手掛けるLOSTHILLSにて、プレス業務を担当する兵庫生まれの26歳。以前は洋服のリペア職人を務めていたので器用 |
EAST WEST LEATHERのシングルレザージャケット
ビンテージレザージャケットの中でもアート要素の強いクラフトレザーの代名詞、EAST WEST LEATHER。
「マイナーモデルですが、’70sならではのレザーの質感が気に入って去年の冬に神戸のMOSTRAにて購入。¥250,000とイイお値段でしたが1、2を争うお気に入り」
佐野円香
佐野円香(フォトグラファー) 15歳より独学で写真を始め、2006年からアシスタントをしながらフォトグラファーとして活動を開始、2008年に独立。2012年度(第61回)朝日広告賞 一般公募の部にてグランプリを受賞。 |
「どうぶつ家族」岩合光昭
「写真を始めた頃からのファンで、“世界一、動物写真が素敵だ”と思います。自然の中にいる動物の一瞬の表情を捉えるのが最高に上手くて、中でも葉っぱを頭に乗せたオランウータンが好きです」。
今年の7月に渋谷のヒカリエで開催された、写真展にて¥1,800で購入
蒲谷健太郎
蒲谷健太郎(BAL デザイナー/プレス) “アーバンライフをベースとしたハイクオリティなモダンカジュアルウエアとグラフィックの提案”を掲げるBALのデザイナー。10月にはブランド設立10周年の記念パーティーを開催予定 |
Jose Parla(ホセ・パルラ)のウォーターペイント
2010年に独立記念としてホセ本人からプレゼントされたという水彩画。
「ちょうど良い額が見つからず中身をお見せできないのが残念……。また、アートブックもすべて彼の作品で、アブストラクトな作風と情に厚い人柄、アーティストとしても人間としても尊敬しています」
※2013年09月発行『i bought VOL.03』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。