「大人用をそのままスケールダウンして子ども用にしたイメージの机と椅子。アーリー’80sのモノなんだけど、この感覚って日本やアメリカではあまり考えられない洗練されたデザインだと思うんです。お下がりでも良さを失わない的な……。最近絵を描き始めた息子に買ってあげたいアイテムですね」

「このチェストは“低からず高からず”な足の長さが好き。上が重厚なのに下がスカスカでツールボックスのような表情が可愛いし、脚の下に荷物が置けるから空間利用にもいいと思います。あとはハンドルでもくり抜くでもない、北欧家具ならではの取手部分の作りも好きなポイントです」

「ヨーロッパ家具は今俺も勉強中なんですが、シェイプやRの使い方でデザイナーが評価される。そうゆう意味でこのテーブルは木と金属の使い方にセンスを感じますよね。なんてことのない天板だけど、脚に可愛さがある。和洋どっちにもフィットする北欧家具らしいデザインも魅力的」

「もはやヘッズたちの定番と化したG-SHOCKは、僕も365日欠かさず着けているアイテムです。その中でも最近気になっているのが“GW-9430 EJ-9JR”。30周年記念限定モデルの最終カラーとして4つラインナップされているうちのひとつなのですが、すぐ売り切れる予感（汗）」

「これも’90年代のイメージから欲しいと思っているモノのひとつ。レイクォン、ゴーストフェイス気分でワラビーも履きたいところです。色はブラック、素材はスエードがいいですね。オリジナルな履き方として、友達のライターにエアブラシでカスタムしてもらうのがいいかもしれませんね」

「自分の中で、ザ・ノース・フェイスな気分が完全に戻ってきています。このジャケットは表面にウィンドストッパー、中に光電子®ダウンを採用した高機能モデルで、防寒性も完璧。ここから数シーズンの冬に渡りこの気分は続くと思うので、早めに入手するつもりです」

「アメリカらしいBBQグッズ。ダサイんだけど足のエプロンでツールでの汚れを防止したり、ビールポケットがあったり良くできてるんですよ。BBQ好きのわがままが詰まっているっていうのかな? 実際これを付けて人前に出るのは恥ずかしいので買わないけど、気になっているアイテムです（笑）」

「このG-SHOCKはすべて山形カシオで作られている上位モデル。国内唯一の製造拠点で選び抜かれた職人が作り出しているっていう背景に惹かれます。僕は普段あまり時計を使わず、海外での着用がほとんどなのですが、ワールドタイム機能やソーラー電池を搭載しているところもいいですね」

「2010年にブルックリンへ行った際に見た24インチBMX。パイプやフォルムが今までのB.M.Wと一線を画す現代的な作りのチャリで、新境地に足を踏み入れた印象を持ちました。26インチはもう市場に出ていて、20インチは春に発売。これはまだ未定だけど楽しみな1台ですね」

「冠婚葬祭でも使えそうなスタンダードなデザインと、キレイなシルエットに惹かれて購入を決めました。素材も3シーズン着れそうですし、実用性を考えて。実はテーラードスーツって最後に買ったのが15年前とかで、ずっと良いものがあればと思っていたんです」

「欲を言い出したら欲しい技はたくさんあるんですが、まずはこのトリックですね。世代的にも理想はジョシュ・キャリスの360°フリップ。実は一時期できていたんですが、いつのまにかできなくなっちゃって。子どもの前でバシッとメイクしたら格好いいかなって（笑）」

「子どもの姿を撮るのにずっと買おうと思っていたアイテム。今はiPhoneで撮っているんですが、子どもの動きを追いきれないんですよ。その点Go Proは視野が広い絵が撮れるし防水などのマウントも豊富なので最適かなと。デッキに付けて遊んだりもしたいですね」

「昔のジャズやソウルでよく使われていたエレキピアノの名機です。ブラックミュージックが僕の音楽のルーツなので、いつかは自分も手に入れたいなと思っていました。こいつの独特の音色はピアノの代用品という粋を越えて、まったく違う楽器なんだと思っています」

「DJ用兼レコーディング時のモニタリング用として、フラットな音質のヘッドフォンを探していたところ、エンジニアの方にオススメしてもらったのがコレ。音楽スタジオなどでは定番のモデルだし、クラシカルな見た目も良いし、持っておいて損はしないかなと」

「デザイナーの山口亮くんとは昔から仲が良いということもあって、アレッジは大事な日の勝負服として着ることが多いんです。中でもセットアップの服はリリースの度に買っていますね。これもキレイなシルエットでカチッとしているので、どこかのライブで必ず着ているハズ」

「プロダクトデザイナーの佐々木敏光さんが自身の子どものためにデザインした椅子。僕も最近子どもが生まれたので、子どもの頃からしっかりとデザインされた“本物”を触って育って欲しいなと。木馬にもなるし成長しても使えるという機能的にも優れた逸品です」

「『I♡NY』を手掛けたことで有名なミルトン・グレイザーがデザインした壁掛け時計です。単純に美しいデザインが目を惹きますよね。僕は時計の音でも気になって寝れなくなっちゃうタイプなんですが、コレは秒針がないから音がしないというのもポイント高いですね」

「オンブレ・ニーニョは僕もグラフィックで参加させてもらっているので、身近というのもあって、毎シーズン常に追いかけているブランドです。ベストって正直今まではあまり着てこなかったんですが、これは色味も抜群に可愛いしデザインのバランスも良いですよね」

「アメリカで8月に発売されたヘリノックスのテーブル。日本では2014年春に発売される予定なのですが、まずは試しにと購入しました。600gと軽量なのに耐重量145㎏というタフさと、アウトドアテーブルの中でも洗練されているデザインが魅力。昨年買ったチェアとセットで使う予定です」

「サンダーバードデザインで手掛けたブーツです。オムニヒートと中綿で保温性が高い作りなのですが、一番のウリは防炎加工。この手のブーツはナイロンで焚き火ができないものが多いので、そこを考慮しました。足首のストラップはバックパックのモノを転用しワンタッチで調整可能です」

「自分の中で今ネイティブテイストが気分なんです。そういう意味でこのベストの大きなコンチョボタンがすごく良くて。オプションのダウンフードとライダース袖の組み合わせも気に入って展示会で付けました。定番モデルですがオールブラックは初めてだし、すごく新鮮でいいですよね」

「扇風機っぽい形のものがほとんどな中、これはスリムなフォルムなのでいい意味で存在感がなく部屋の見た目を圧迫しなそう。5段階に調整できる風を部屋中にまんべんなく送れるというのもポイント。1年を通して使えるし、イオンも発生するので身体にも良さそうです」

「元はかなり古いプロダクトデザインで、最近北欧のレザーブランドが座面を革にして復刻したもの。見た目以上に軽く持ち運びも楽なので部屋で邪魔になることもなく、実用性も高そう。身体を包み込むようなデザインで楽に座れますし、リビングに置くには最適ですね」

「昔からテレビにはボーズのスピーカーを繋げているのですが、古い型なので大きいんです。コレはかなりコンパクトにまとまっているし、音質も信頼のおけるボーズ製なので間違いないかなと。インテリアをスッキリまとめるのにもひと役買ってくれそうな一品ですね」