Hender Schemeなど注目12ブランドデザイナーのお気に入り
Hender Scheme、ALLEGE、PHINGERIN、PHEENY、NuGgETS、BLACK&BLUE、The Letters、CYDERHOUSE、Old park、HABANOS、LITTLEBIG、JOINTRUSTと今注目の12ブランドのデザイナーたちのお気に入りアイテムとは?
目次
The Letters(レターズ)
デザイナー 向田雄一
1.foot the coacher(フットザコーチャー)のシューズ
「1900年代初頭のカンバス地に何重ものアンティークプリントを重ね、風合い良い仕上がりになっています。展示会でオーダーし、4月に届きました。¥60,000ぐらいでした」。
2.ヴィンテージのシューズホーン
「1900年代初頭のものだと思います。ボタン靴にも対応できるディテールに惹かれました。アンティークものはついつい集めてしまいますね」。
3.MERCHAT&MILLS(マーチャン&ミルズ)の裁ちバサミ
「このメーカーのものは愛用していて、少しずつ増やしていますね。このハサミも切れ味は抜群で使いやすいのでよく活用しています」。
4.destin(デスティン)のストール
「イタリアのストールブランドで、肌触りがすごく良い。あと、モノトーンのペイズリー柄が今の気分にしっくりきました」。
5.STEEL CANVAS(スティールキャンバス)のトートバッグ
「キャンバス地のバッグも集めていて、使い込んでいった時のアジがやっぱりいいですね」。5月に取り引き先にて¥10,000ぐらいで購入。
6.Bergfabel(バーグファベル)のコート
「リネン素材で洗えるところや、ハンドメイドの暖かみのあるところなど自分の服作りのルーツにも繋がるところが気に入っています」
向田雄一(The Lettersデザイナー) ブランドやセレクトショップなど、さまざまな経験を積んだデザイナー向田雄一が、2012SSシーズンよりThe Lettersを立ち上げる。オーセンティックな目線の下、素材と仕立てにおいて繊細なこだわりを見せるプロダクトを展開 |
CYDERHOUSE(サイダーハウス)
デザイナー 岡本ユウジ
1.オーダーメイドのキッズチェア
「丸の内のキッズチェアオーダーショップにて製作。絵柄はこの秋冬シーズンのオリジナルテキスタイル“DIVISION柄”」。
2.NIKEのシューズ
「バウンティーハンターのヒカルさんに薦められてGETりました。ナイキって、ほぼ履いたことなかったけど、これは良い」。
3.書籍『利休にたずねよ』、『イスラム芸術の幾何学』
「日本で初めて美を確立した利休という人物は、ボクの憧れ。後者はテキスタイルなどのデザイン資料に」
4.GLCO(ジーエルシーオー)のメガネ
「定番的だけど、ちょっとアヴァンギャルド。この具合がちょうど良し」。
今年の3月下旬、blinc(ブリンク)青山にて約¥27,000で購入。
5.iPad mini
「これからは手帳もデジタル化。使い始めて1ヶ月くらいだけど、最高の使い心地です」。
今年4月、原宿SoftBankショップにて¥28,800で購入。
6.ステンレス器
「謎のカタチと素材感が気になって、思わず。利休の器コレクションに触発された。と、書いておいてください(笑)」。
7.スカルの壁掛け
「もともとは、ジョニオさんのお店“ファニーファーム”に置いてあったモノだとか」。
今年5月、UNDER COVER(アンダーカバー)青山にて¥5,000ほどで購入
岡本ユウジ(CYDERHOUSEデザイナー) インディペンデントなスポットプロジェクトとしての活動を経て、2010年より本格スタートしたCYDERHOUSE。“ルールを破るモノづくり”をモットーに、独創性豊かなラインナップを展開中。 |
Old park(オールドパーク)
デザイナー 中村仁紀
1.Niche(ニッチ)のトートバッグ
「南米のものが最近気になっていてこのバッグもベルトがペルー製だったので、すごく惹かれました。サイズも大きいので、サンプルを持ち運ぶ時などに役立っています。展示会でオーダーしていたもので4月に届きました。¥29,400でした」。
2.玉袋筋太郎(浅草キッド)のCD
「とにかくファンだったので、デビューCDの購入は上納金みたいなものです。赤羽であったデビューイベントでもらったサインと写真は宝物です」。
3.VOTE MAKE NEW CLOTHES(ヴォート メイク ニュー クローズ)のTシャツ
「先輩方がやっているブランドで、今シーズンのNEW YORKネタのものが気に入ってオーダーしました」。
4.’60sのUSA製バスタオル
「常にʼ60年代頃のバスタオルを集めています。柄とか色合いが好きで一時期は300枚近く家にありましたね」。
大阪にあるSilver and Gold MinamiSenba Store(シルバーアンドゴールド南船場)にて¥6,300で購入。
5.リアルバンビのクッション
「前から狙っていたもので、どうしても部屋に飾りたかったので思い切って購入しました」。
今春、中目黒にあるALTA GRACIA(アルタグラシア)にて¥71,400で購入
中村仁紀(Old parkデザイナー) ベーシックなワードローブをデッドストックの生地やヴィンテージウェアを使い、再構築することで独特な世界観を展開するリプロダクトブランド。2012年秋冬より始動し、デザインは中村仁紀氏が手掛ける |
HABANOS(ハバノス)
デザイナー 水戸部昭夫
1.Louisville Slugger(ルイビルルスラッガー)の軟式バッド
「草野球チームに在籍していて、身体能力の衰えをカバーする意味も込めて購入しました。普段はちゃんと素振りして買うのですが、今回は勢いですね。機能性はまだ未確認なので楽しみにしています」。
今年の5月にオンラインストアにて¥30,000ぐらいで購入。
2.ST.DuPont(エス テー デュポン)のターボライター
「高度な場所でも使える機能性に惹かれて選びました。ジッポーよりもデザイン的に自分に合うかなと思ったのもポイントです」。
3.IDEE Marc Newsonのカップとディッシュ
「マークニューソンが高いイメージだったのですが、イデーだと安く買えたのでどんなものかと思い購入してみました。思ったより軽くて小洒落てるので、普段使いプラスBBQとかにも使えますね」。
今年の5月にMidtownのIDEEにて¥2,000ぐらいで購入。
4.new balanceの2040
「以前より気になっていた存在で黒が発売された後、ネットで発見した際に勢いで買ったものです。履いてみてこの疲れなさは買って間違いなかったなと思いますね」
水戸部昭夫(HABANOSデザイナー) 2005年より自身が手掛けるHABANOSをスタート。“a piece if our lifestyle.”というコンセプトの下、ワーク・ミリタリー・サーフを軸に、旧き良き時代のイメージ、当時のエッセンスを現代風にアレンジした自由な世界観を提案 |
LITTLEBIG(リトルビッグ)
デザイナー 馬渡圭太
1.LITTLEBIGのジャケット
「ブランドを象徴するテーラードジャケットです。春夏に青みの強いものが欲しかったので気に入っています」。
2.USEDのスカーフ
「古着のスカーフは年代関係なく集めています。これは最近の中でも色のバランスがすごく気に入って購入しました」。
5月半ばに高円寺の古着屋にて¥10,000ぐらいで購入。
3.MOLESKINE(モレスキン)のノート
「小さいのよりは大きいのと思い、デザインのメモ用に使っています。資料保存などにも便利です」。
2月頃に¥6,000で東急ハンズにて購入。
4.The Restrooms(ザ レストルームズ)の『BAD REPUTATION』EP
「友人のバンドデビューで、記念に購入しました。最近聴いてなかったガレージパンクテイストの曲調が気に入っています」。
5.USEDのベルト
「最近細身でないパンツを穿くようになり、ベルトを探していた時に見つけたものです。バックルがないスッキリしたデザインが気に入っています」。
祐天寺のArms Clothing Store(アムーズ クロージング ストア)にて¥3,000ぐらいで購入。
6.OKOK(オーケーオーケー)のソックス
「モノトーンカラーのソックスが今の気分で、編み目が細かいのも気に入っています」
馬渡圭太(LITTLEBIGデザイナー) CANNABISの元バイヤーである馬渡圭太氏が手掛ける。特定のテーマを設けずに“テーラードを美しいままストリートでという概念を基とした、クラシックでモダンな男性服”というコンセプトを色濃く表現したプロダクトを展開 |
JOINTRUST(ジョイントラスト)
デザイナー 藤田将之
1.BiceSterのトートバッグ
「ビスタっていう友達ブランドのモノ。トートにもなるし肩掛けにもなるし、たくさんモノも入って、とにかく使い勝手が最高です」。
4月上旬に届いた展示会オーダー品。値段は約¥45,000。
2.ED ROBERT JUDSONの名刺入れ
「蝶番部分にバネが入っていて、大量に名刺をストックしてもカタチが崩れない」。
3.ユーズドの時計
「ブランドはわかりませんが、ダイヤルに描かれたフリーメイソンのロゴが気に入りました」。
4.Boseのヘッドフォン“OE2i”
「前からボーズのヘッドフォンは使ってたんですけど、さらにコンパクトなモデルに乗り換えました」。
1月上旬、渋谷のBoseオフィシャルショップにて、¥18,000程度で購入。
5.CONVERSEの“ALL STAR”
「夏に向け、白いスニーカーが欲しくて。この白のフルレザーモデルは、自分自身、計5〜6足目だと思います」。
6.ED ROBERT JUDSON×JOINTRUST(エド ロバート ジャドソン×ジョイントラスト)のワーキングクラッチバッグ
「オールレザーで高質感。メモが取れて市販のリングファイルも使えて、iPadも入る。仕事周りがすべて集約できる優れもの」
藤田将之(JOINTRUSTデザイナー) “JOIN/TRUST”、“JOINT/RUST”。相反する2つの言葉を掛け合わせたブランドネームを掲げ、見る角度や捉え方により印象が変わるような、多面性をテーマに’11年秋冬より始動。ラインナップの全貌やコレクションは、http://jointrust.jpにて |
※2013年06月発行『i bought VOL.02』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。