ハワイのおすすめ8選!ハワイ通サイトウ”jxjx”ジュンがナビゲート
音楽業界No.1のハワイ通を目指しているサイトウ“JxJx”ジュンがハワイで行くべき場所8選を紹介。ビーチ、グルメ、コーヒー、キャップ屋、レコード店など厳選ながらも盛りだくさん。あわせてハワイの魅力についても語ってもらった。
目次
オアフ島 限定ッス!
ハワイの魅力とは
買い物・ご飯・海・観察。この4本柱!
──多くのミュージシャンたちが、ハワイに行く前には必ずと言っていいほどJxJxさんに相談するとうかがいました!
JxJx(以下J) いやいや、スクロールが3mくらいあるメールを一方的に送りつけてるんですよ(笑)。しかも、バリバリの観光者目線かつ、オアフ島限定のヤツを(笑)。ただ、毎回、めちゃくちゃ役立ったと感謝されています(笑)。
──ぜひオアフ島の魅力、教えてください!
J サーフィンとか、イルカとか、パンケーキとか、そういうのはないですけどいいですか(笑)?
──そこらへんは大丈夫です(笑)。早速ですが、最初にJxJxさんがハワイに行ったのはいつですか?
J 2010年の新婚旅行です。奥さんが行きたいって言ったので、そこに乗っかる軽い感じで。でも空港に到着した瞬間、ガッツリ心をもっていかれました (笑)。
──それは早い(笑)。具体的にはどんなところに惹かれたのですか?
J 行く前は、スネ夫が家族旅行で行く場所ってくらいの認識でした(笑)。でも空港からダイヤモンドヘッドがチラリと見えた瞬間に、今まで何度も映像や写真で観て記号化されていたハワイの光景が急にリアルなものとして迫ってきたんです。それはもう、かなりのカタルシスでした! 空港から街まで車で向かう時には、もう大興奮で、かぶりつきで外の景色を見てました。ただのマンションですら、最高に輝いて見えました(笑)。最初に興味がなければないほど、実際に行った時の感動具合はスゴいと思いますよ。
──その感動を胸にして、最初にハワイでやったことは何ですか?
J まずはホテルでのんびり(笑)。でも早々に島を1周してみようと思い、レンタカーを借りました。厳密には1周できないんですけど、軽く寄り道しながら回って、だいたい4、5時間くらいだったかな。海沿いの道を走る感じで、これが本当に絶景。翌日は逆ルートから回ってみたのですが、また違った景色が楽しめるっていう。いや、どんだけ最高なんだと思いました(笑)。
──特に景色が美しい場所はどこですか?
J これは悩ましい質問(笑)。いろいろあるけど、ラニアケアビーチかな。島の東側から回って行く道中のロケーション含めて最高なんですよね。絵に描いたようなお金持ちの家の間の小径を抜けて行くと、目の前にビーチがバーンと現れる感じが本当にスゴくて。ここは車じゃないと行けない場所なので、他のビーチに比べて観光客が少なめなのもポイント。最近はちょっと増えてきてますが。ちなみにお金持ちの老夫婦が大きな犬を散歩している映画みたいな光景もみられます(笑)。
──訪れるべきオススメの時間帯は?
J 午前中ですね。ここは島の東側なので、日が暮れるのが早いんですよ。なおかつ、晴天の日。もし曇りの場合は別日に再チャレンジすべし(笑)。いや、最高の状態を味わってほしいです。コンディションがいいとヤバいので。でも、曇ってても最高です(笑)。あとは、全然変わっちゃいますが、ワイキキの西側にあるダウンタウンやカカアコあたりも面白いかな。洋服屋やギャラリー、レコード屋なんかがあるのはこっち側で、いわゆるインディーカルチャーを感じられる場所ですね。自然だけでなく、いろいろなものが楽しめるところがオアフ島の魅力かなと。
──なるほど! ファッションアイテムは、このあたりのショップで購入されているのですね。
J そうですね。あとはアラモアナショッピングセンター周辺にも点在してます。フィッテッドやザ・ファームHN、ステューシー、それから有名なスニーカー屋のキックス・ハイもこのあたり。ちなみに、自然、ファッションに続いてハワイで楽しむべきことは、ズバリ、メシ! ご飯です! ハワイはいろいろなカルチャーがミックスされているのが魅力で、ハワイアンソウルフード、アメリカ本土のモノ、日系人が発展させた日本食、さらに中華、韓国やベトナムなんかアジア系その他、本当にバラエティーに富んでいます。特に暑い日にオススメなのが、ユッチャン コリアン レストランの冷麺。フローズン状のダシと黒くて弾力のある麺が最高です。それ以外のオススメ店は、地図ページにて紹介することにします。が、実際は紹介しきれないほどあります(笑)。
──どんどんハワイが魅力的に思えてきました(笑)。2010年以降は、どれくらいのペースでハワイに行っているのですか?
J 1年に2回を目指してます(笑)。ちなみに最初にハワイに行ってから3ヵ月後、我慢できなくて再度ハワイに上陸するという(笑)。
──スゴイですね!!!! なぜそこまでハワイにハマったのですか?
J 個人的には、ハワイ独自の文化とアメリカ本土の俗っぽい文化のミックスというか、自然豊かなところと、同時にザ・観光地っていう清濁入り交じったムードがツボなんですよね。とか言いつつ、結局は空気です! いや、ハワイが好きな人は必ずそう言うんですよ(笑)。行けばわかります!
──そのムードを感じられる場所を挙げるとすればどこですか?
J 例えば、ワイキキ、しかもホテルですかね。
──ホテルですか!?
J はい。ちょっと視点を変えるというか、ワイキキってベタなイメージしかないと思うんですが、あそこのホテル群って、’50年代から’80年代に建てられたものが多くて、どれもこれも面白い形っていうか、いいキャラしてるんですよね。ロイヤルハワイアンのピンクの壁やシェラトンのとにかく巨大な感じ、老舗モアナ・サーフライダーの樹齢100年のバニアンツリーだったり。そして、ヴィンテージ感あふれるブレイカーズなんかも良い味出してます。いや、見てるだけで、午後のロードショー的世界に突入できますよ(笑)。それから、アラモアナのパコダホテルも良いですね。和洋折衷のうさん臭いルックスが素晴らしい(笑)。そんなモンド的観点でも楽しめるんですよ。
──新鮮な楽しみ方ですね
J ありがとうございます(笑)。ちなみに基本的にはレンタカーを借りて、お馴染みのお気に入りの場所を観察しに行くっていう定番スタイルがあるですが、何回も行くと愛着も湧いてきて、本当に愉しいです。なので、自分なりのお気に入りスポットを見つけて極めていくのが面白いと思います。
──ちなみに今年はハワイにはもう行ったのでしょうか?
J それが行けてないんですよ……、もう行きたくて行きたくて。そろそろ限界なんですよね(笑)。
サイトウ“JxJx”ジュンが自信を持ってオススメ!!
ハワイのおすすめ 8つの場所!!
ハワイに行きたくなった皆様へ、 JxJxがとっておきの スポットを教えてくれました。
自ら撮影した写真& ポップな手描きの地図とともにお届け。 ハワイへ思いを馳せるべし。
ハワイのおすすめ1
Laniakea Beach ラニアケアビーチ
「ノースショアにあるビーチで、その筋では超有名な野生のウミガメが見れるスポット。ワイキキビーチとはまた違った、なんだか栄養がありそうな(笑)ノースショアの海の魅力満載であります」
ハワイのおすすめ2
Maui Mike’s マウイマイクス
「ノースショアに行く途中に必ず立ち寄るワヒアワのローストチキン屋。自分流のオーダーは、クォーターサイズにハニーマスタード、フレンチフライはチリにアップグレード。バカ美味」
ハワイのおすすめ3
Lanikai Beach ラニカイビーチ
「出ました! 全米No1.ビーチ! ココの魅力はなんと言ってもビーチへのアプローチ方法。幅1.5mほどの小径を抜けた先にこの景色が待ってるカタルシスたるや! って感じです。いつだって最高」
ハワイのおすすめ4
Morning Grass Coffee+Café モーニンググラス コーヒー+カフェ
「「ワイキキの山側、ハワイ大学のある町マノアで、最高に美味いコーヒーが飲めるのがココ。とにかく早起きして行くべし。問答無用で気持ちが良いのである」
ハワイのおすすめ5
Party City パーティシティ
「全米に約450店舗あるパーティーグッズ専門店のホノルル店。ハロウィングッズから始まって全ジャンル網羅されてる、その圧倒的物量にヤラれてください。アメリカのパーティー文化の底力を見せつけられます」
ハワイのおすすめ6
Jerry’s II ジェリーズ2
「にわかに盛り上がってきてるカカアコ地区にある中古レコード店。なんと言ってもやはりハワイアンのコーナーが熱い。ひょっこりAORのレア盤が潜んでいるので要注意。ちなみに本店はアイエアにあります」
ハワイのおすすめ7
The Firm ザ・ファーム
「『HONOLULU MAG』で“BEST OF RETRO CAP”受賞のアラモアナショッピングセンター近くにある、通称SNAPBACK屋さん(笑)。毎シーズン展開されるオリジナルに注目」
ハワイのおすすめ8
Pioneer Saloon パイオニアサルーン
「ハワイ名物プレートランチは、個人的にココがイチバン。シビれたのは、付け合わせのマカロニサラダが抜群に美味かったこと。メインはもちろんハズレなし。ダイアモンドヘッドの裏に佇むラギッドな店構えもイカす」
※2014年03月発行『i bought VOL.05』に掲載された記事です。
※今号に掲載されている商品の価格は全て税抜き価格となっております。(以前購入した私物を除く)
※販売状況は掲載当時のものになります。