LOOPWHEELER代表 鈴木諭の選ぶ賢人アイテム
LOOPWHEELER代表 鈴木諭が、プライベートで信頼しているアイテムを紹介。
流行を生み出すクリエイターのチョイスとは。
目次
鈴木諭 (LOOPWHEELER 代表)
「僕の仕事は、あくまでもベーシックなモノ作りが基本。常に普遍性の高いモノを輩出し続けているわけですが、その中に、いかに時代感を取り入れるのか、っていうのがポイント。
だから普段自分で選ぶモノも、必然的にその2つの要素を備えたモノになっています。
しっかりとした品質の中に作り手の想いや誇りが込められた、感動できるモノを使っていきたいですね」。
ALDENのローファー
「ループウィラーの服に革靴を合わせるなら、オールデンがシックリくると思うんです。そんなわけでオールデンは何足か持っているんですが、これは今月買ったばかりのビームス別注モデル。
ネイビースエードの表情とゴムソールの汎用性が長所です」。
(本人私物)
SUN/kakke×Johnstonsのマント
「ジョンストンズといえば大判のカシミアマフラー。ループウィラーのスタッフでも何人か使っているんだけど、実は羨ましく思っていて(笑)。
そしたら、サンカッケーの展示会にこれがあったんです。
ジョンストンズの品質に、尾崎氏のユニークな発想が加わった魅力的な逸品です」。
¥62,460(▽三角形)
LOOPWHEELER×MARKA WEARのB-15ジャケット
「ループウィラーの15周年記念アイテム。
個人的に石川氏が作る軍物は国内トップクラスだと思っているんですが、これもデュポン社製の66ナイロンにウールのパイル中綿と、相当こだわってくれてます。
袖裏と内ポケットにはウチのスウェット地が」。
¥97,200(LOOPWHEELER 千駄ヶ谷)
digawel 4のライダースジャケット
「ディガウェルのレザー製品って、スゴく質が高いですよね。特にライダースのカッコ良さには、お付き合いさせてもらうようになって7〜8年、ずっと憧れてました(笑)。
けど、今シーズンようやくオーダーに踏み切れた。とにかく早く届いて欲しいです」。
¥162,000(DIGAWEL 1)
INVERTEREのダッフルコート
「織り機を持っている工場がストップしてしまったらしく、最近まで作られていなかった素材、“エリシアンクロス”仕様。
ウネの立体感と軽さが特徴で、通常のメルトンウールとはまた違った良さがある。
復活したことを聞いて、即オーダーしました」。
¥149,040(IMEX CO.,LTD. )
FitEarのカスタムイヤーモニター
「カセットの時代から携帯音楽をずっと聴いてきたので、イヤフォンには昔からこだわりがあって。でもどんなに良い音でも、最終的には自分の耳型に合ってないとダメなんですよね。
そんなわけで、明日、このお店に行って採寸&オーダーしてきます」。
オープン価格(須山補聴器 銀座店)
BLACK FLEECEのオックスフォードシャツ
「オールデンと同じくで、ウチの服にシャツを合わせるならコレかな。
僕自身ここ3〜4年の秋冬は、ブラックフリースのシャツ+ループウィラーのスウェットっていう組み合わせが定番。
常時買い足してますが、これは今季買ったばかりのニューカマーです」。
(本人私物)
NEXUSVII× PORTERのミニヘルメットバッグ
「昔からヘルメットバッグが好きで、よく軍物とかを漁って使ってたんですよ。そんな中でコレは、ポーチサイズっていう設計に惹かれてオーダー。
ネクサスの今野氏とは一緒に仕事をしているんですけど、彼のチャーミングな部分が現れたアイテムですね」。
¥27,000(V.E.L)
鈴木諭 和歌山県に現存する200台ほどしか稼働してない旧式の吊り編み機(=ループウィール)を使用し、質実剛健かつ柔軟なスウェットを作り続けるLOOPWHEELERの代表。『世界一、正統なスウェットシャツ』を目指し、’99年に同ブランド設立。その比類なきハイクオリティーで、世界的に高評価を獲得している |
※2014年10月発行『i bought VOL.07』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。