BLACK EYE PATCHデザイナー“A”を刺激するモノたち。
BLACK EYE PATCH(ブラックアイパッチ)デザイナー“A”を刺激するモノとは何か。デザイナーにとって、デザインの根源となるものは僕らが思うほど突飛なものではないかもしれない。
「生活の延長線上にデザインがある」という“A”にカメラ、本、ポーチなどの7アイテムを紹介してもらった。
目次
日常からのインスパイアを素直にプロダクトに
BLACK EYE PATCH デザイナー“A”
「昔からTシャツを刷ったりしてたんですけど、本格的にブランドとしてスタートしたのは2014年からです。洋服の勉強したことがないので、Tシャツのグラフィックからスタートして、常に新しい発見というか、服を作ることの面白さを感じて手探りで作っていってますね。2人でアイデアを持ち寄ることも面白いですし、普段、街などいろいろなところをを歩いたりして見たものや感じたことなんかをデザインとして落とし込んでいるので、生活の延長線上にデザインがある感じですね。直接、音楽とか映画などのカルチャーから影響を受けて洋服を作るということはあまりないんです。最近だと、ジンとかで見られる完成されてない荒削りな感じとか、子どもの発想力とかはすごく面白いと思うので、自ずとそういったアイテムに目が行って手に取ってしまうんだと思います。そういったことの方がデザインには反映されているかも。今回紹介させてもらったのはそれらの一部ですね」。
01_ジン
ジンというモノ自体が好きです。作った人のテンションがそのまま反映されているというか。あまりアーティストは気にせず表紙を見て買うことが多いですね。海外のものは通販とかで買ったりもします。
02_サコッシュバッグ
サイクリング用のバッグなんですが、大きさ的に使い勝手がよくて普段使いしてます。ヒモの感じも気に入ってます。
03_カメラ
趣味でよく写真を撮っていて。(左から)クラッセ、サムライ、フジフイルムinstax201を使い分けてます。風景を撮ることが多いんですけど、何かにアップするためとかではないですが、フイルム写真なんで現像して上がってくるのが楽しみなんですよね。
04_バンダナ
インターフェイスとローチというブランドのバンダナなんですけど、いつもポケットに入れてハンカチ代わりに使ってます。グラフィックが入ったものとかいろいろあるので見た目も楽しいですよね。
05_本
「こどもの発想」とか「14歳のための時間論」とか「飛び出し注意くん」とか、たまたま今日持ってきたのは子どもに関するものが多いんですけど、本はけっこう読むんですが、この3冊は印象に残ってる本ですね。
06_ブラックアイパッチ×エフェクターのサングラス&ブラックアイパッチのベルト
以前からサングラスにティアドロップをカッティングシートなどで作って貼って使っていました。エフェクターさんとコラボさせていただいて、実際それ(レンズ端にティアドロップが描かれている)を商品にしてもらいました。ベルトはガチャベルが楽で好きなんで、自分のブランドでも作りました。
07_クロッキーのスケッチブック&ラウンデルのポーチ
このスケッチブックになんでも書いています。パソコンで起こす一段階前のデザインとか。ラウンデルのポーチは柄が好きで買ったんですけど、大きさがちょうどいいのでペンケースとして使ってます。鉛筆削りと消しゴムはステッドラーのデザインが好きなんで、最近はこれを使ってます
※2015年06月発行『i bought VOL.10』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。