ヘアサロン「LAURUN」スタイリスト・TAISHIの書道家としての顔
ヘアサロン「LAURUN」スタイリスト・TAISHIは美容師でありながら、書道家としての顔も持つ。多忙な毎日の中、書道家としての時間も忘れないTAISHI。そんな彼の姿と、書道の際に使用している愛用品について紹介。
目次
CALLIGRAPHY [書道]
TAISHI/趣味歴23年
美容師として活躍する一方、書道家としても顔を持つTAISHI。
書道を始めたのは幼稚園時代に遡り、家業と関係している。
「実家が神社なので、祝詞やお経を書くために、物心ついた頃から常に書いていました」
となれば、道具もさぞ一級品を使っていると思いきや、
「僕は道具にこだわらず、¥600の筆と上京時に文房具屋で買った書道セットを使っています」
と、まさに“弘法、筆を選ばず”。
結婚前は休日の朝、1日の始めということで筆を取っていたが、現在はひとりの時が多いそう。
「レイジ・アゲインスト・ザ・マシンを聴きながら、一心に書いている時間が好きなんです。頭で考えたコトがすぐ形になるという点では、美容師の仕事とも通ずるモノがありますしね」。
背筋をピンと伸ばした美しい姿勢で、集中して半紙に向かい筆を運ぶTAISHI。
注目のクリエイター 奥田行の初作品集『銀杏中毒』では、見事なカバー題字をも手掛けている
TAISHI (LAURUN スタイリスト) ヘアとファッションのバランスを意識し、ひとりひとりに“トータルで似合う”ヘアを提案する表参道の人気ヘアサロン「LAURUN」にてスタイリストとして勤務。サロンワークを中心に活動しながら、書道家としての顔も持つ。 |
※2015年03月発行『i bought VOL.09』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。