石川俊介、南貴之、小林二郎らの厳選キッチンツール
石川俊介、南貴之、小林二郎、築地雅人、古川 真由子、川崎富美、中塚基宏のお気に入りの厳選キッチンツールとは?造形の美しさを兼ね備えた、一生相棒として使いたい7つのキッチンツールを披露。
目次
BRAND_Shiro Okuda
ITEM_WAN
肉厚な漆で、使い込むと少しずつ照りが出て愛着が湧く3つ椀。応量器のように重ねて収納できる。
「一番大きい椀が古い合鹿椀のような形状で気に入っています。大きい椀に汁物、中サイズにご飯、小サイズに漬け物などを入れて使っています。次は黒が欲しいですね」。
石川俊介
’60年代カウンターカルチャーを基軸にしたブランド、《マーカ》と《マーカウェア》のデザイナー兼セレクトショップ「パーキング」のオーナー
BRAND_Peter Ivy
ITEM_GLASS
一度見たら忘れられない美しさを持つ《ピーターアイビー》のガラス製品たちは、すべて高度な技術から生み出されたハンドメイド品。底の真ん中にツノが施された代表作とオーセンティックな万能グラス。
「全体の形と薄さ、そして少しいびつなところが気に入っています」。
南貴之
国内外のアパレル分野でディレクションやPRを行うalpha.co.ltdの代表。’13年にモバイル型セレクトショップ、「フレッシュ サービス」を立ち上げ
BRAND_Fire King
ITEM_KIMBERLY MAG
《ファイヤーキング》の中でも、キンバリーがもっとも好きと話す小林二郎さん。
「ダイヤモンドの産地をモデル名にするあたりが、いかにも’60sなアイテム。毎朝のコーヒーブレークで使ってます」。
小林二郎
裏原宿カルチャーの歴史において、確かな礎を築いてきた老舗セレクトショップ、「メイド イン ワールド」のバイヤー兼プレス
BRAND_Armin Trösser
ITEM_VINTAGE COFFEE MILL
築地雅人さんが毎日美味しいコーヒーを淹れるために使う《アルミン・トレッサー》のヴィンテージのコーヒーミル。
「造形の良さと木材を使用した適度な重量感が気に入ってます」。
築地雅人
青山にあるインテリア雑貨をはじめグロッサリーや自然派ワインを展開するショップ「ドワネル」のオーナー
BRAND_SKRUF
ITEM_WATER GLASS
「インゲヤード・ローマンの作品は、凛としたミニマリズムが感じられるデザインの中にもハンドメイドならではの優しさと温かみが感じられます。厚みが絶妙に良いです」。
古川 真由子
新宿や丸の内に店舗を構える、厳選した家具やインテリアを扱うホームファニシングショップ「ザ・コンランショップ」のプレスを担当
BRAND_KATSUE IBATA
ITEM_DON BOWL
「多忙なひとり暮らしをしていると、作る料理はさっと出来てぱっと食べれる麺類とか、どっさり野菜を入れたスープや煮物が多くなります。イバタさんの丼は、形も化粧土のかけ方もラフで、和とも洋ともいえない雰囲気がどんなジャンルの料理にも似合います」。
川崎富美
《無印良品》の生活雑貨の企画・デザインを手掛けるプロダクトデザイナー。主に《ファウンド ムジ》の開発を担当する
BRAND_MASAYUKI IGARI
ITEM_BOWL
中塚基宏が、「日々の友」と呼ぶのは、漆掻き(漆の木の樹を採取する仕事)の猪狩史幸が手掛けた漆の器。顔料や油を加えない、掻き採った漆をありのままに使用した器は、使うほどに愛着が沸く。
「この器でお味噌汁ではなく、白いご飯をいただいています」。
中塚基宏
“未来のアンティーク、これからのクラシック”をテーマにするライフエディトリアルストア「シボネ」のマーチャンダイジングを担当
※2014年12月発行『i bought VOL.08』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。