ネイバーフッドデザイナー滝沢伸介が足繁く通う6SHOP
常に新しい感性を求め前進し続けるブランド、NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)。
芯のぶれない物作りと、こだわりのアイテムに接し続けた、デザイナー滝沢伸介の買い物に関するインタビューと、本当にオススメする東京の6つのSHOPを紹介。
目次
──今回、”滝沢伸介のTOKYO FAVORITE SHOPS”ということで、6つのお店を紹介していただいたわけですが、普段滝沢さんが買い物されるときって、ウェブストアと実店舗のどちらが多いですか?
滝沢 洋服やアクセサリーなどの身に着けるものはお店で見てから買いますけど、それ以外の実用的なものはウェブストアが多いので、ちょうど半々くらいです。
──ちなみに、どれくらいの頻度で買い物に行かれますか?
滝沢 ふらっと買い物に行く感じではないですね。だいたい目的が決まっていて、それを目指して行くことが多いです。
──探されているものが明確にある時に、足を運ばれるんですね。
滝沢 そうですね。
──今回のセレクトしていただいたお店にはフェイク αやワン ミニット ギャラリーのように、アンティークやヴィンテージ系のショップもありますが、普段はやはりヴィンテージアイテムを探されているということの方が多いのでしょうか?
滝沢 多いですね。買う物が決まっている時はもちろん購入するんですけど、ヴィンテージは見ているだけでも楽しいですし、洋服だけでなくヴィンテージの家具とか雑貨にも興味はありますよ。
──特にどの年代の、どこの国のものが好きというような傾向ってありますか?
滝沢 好きなものの傾向はありますが、ジャンルはあまりこだわらないようにしています。
──では、買い物をする際の基準ってありますか? 洋服にしても家具にしてもすでに素晴らしいものをたくさんお持ちだと思うのですが、それでも買ってしまうものには、何かしらのプラスαがあるのかなと思うのですが。
滝沢 男性は特にそうかもしれませんが、いつも同じようなものを買っちゃうんですよね(笑)。これは他で代用できるのにまた買っちゃうみたいな、わりとそのパターン多いです。でも、一番基準にしているのは第一印象ですね。迷った時点で今は必要じゃないかな? って。
──即決されるタイプなんですね。
滝沢 すごく早いです。
──それは高額なものでも変わらないんですか?
滝沢 まったく変わらないです。3秒以内ですね(笑)。
──なるほど、それだけ自分自身の好みを理解しているということなんでしょうね! では、今回ご紹介いただいたお店以外にも、行きつけのお店があると思うんですけど、何かそのお店に共通していることってありますか?
滝沢 僕の場合、そんなにたくさんのお店に足を運ぶ感じではないんですが、例えばラルフ・ローレンだったり今回紹介したフェイク αとか、その他のお店もそうなんですけど、スタッフの雰囲気というか、その
店自体の居心地の良さとかが共通していることかもしれないですね。
──どんな雰囲気が好みですか?
滝沢 スタッフの対応に関して言えば、すごくプロフェッショナルなキビキビした動きはもちろんなんですけど、お客さんにゆったりと店を楽しんでもらえるような対応もできるっていうところだと思います。要はバランスが大事! ウェブストアと実店舗の違いはそこなんじゃないかなって思います。そういう居心地の良い対応というのは、また来たいなって思わせてくれますし、自分の店のスタッフにも大事にしてもらいたいことだなと思っています。