CHALLENGERデザイナー田口悟とスタイリスト秋山貴紀が愛用するバイク
CHALLENGERデザイナー田口悟が愛用するバイクTRIUMPH 6T BLACKBIRD '55とスタイリスト秋山貴紀が愛用するバイクYAMAHA CYGNAS-X 125についてインタビュー。
車やバイク、自転車など多くの選択肢がある中で、なぜバイクを相棒ギアにしたのか伺った。
目次
CHALLENGER(チャレンジャー)デザイナー田口悟
TRIUMPH 6T BLACKBIRD ’55
DATE/購入時期 2012年夏
LOCATION/購入場所 ────
PRICE/購入価格 ────
「周りの仲間の影響もあって、3~4年前まではハーレーダビッドソンをずっと探していたんですよね。ただ、僕にはもっとスリムなシルエットのバイクが合っているんじゃないかってことに気がついて。そんな時にひと目惚れしたのが、このブラックバードだったんです。チャレンジャーのブランドイメージがどうこうっていうよりも、完全に趣味の範囲内で即決でした。今は、クルージングをする際に、最高の相棒として活躍してくれています。まぁ、都内だとセカンドギアで十分すぎるくらいなんですけどね。でも、それもこのバイクならではのおもしろさ。イギリス車らしいクラシックなルックスや、鉄ヘッド独特のエンジン音が、僕の心を鷲掴みにしています」
視覚と聴覚を魅了してやまないクルージングをともにする盟友
100年以上の歴史を刻んできた、英国の伝統的なバイクメーカー、TRIUMPH(トライアンフ)。同銘柄の中でも、とりわけ人気を博すこのBLACKBIRDに注ぎ込まれた、田口のこだわりとは?
「このモデルは、僕にとって完成されたデザイン。だからこそ、忠実な純正の姿であることにこだわっています。当時の雰囲気が楽しめるのも魅力ですよね」
TRIUMPH 6T BLACKBIRD ’55 FRONT.
TRIUMPH 6T BLACKBIRD ’55 BACK.
TRIUMPH 6T BLACKBIRD ’55 SIDE.
田口悟(CHALLENGER デザイナー)
日本スケートシーンで活躍してきた元プロスケーター。第一線を退いた後、2009年よりCHALLENGERをスタート。アメリカンガレージをテーマに、現在もネオクラシックなアイテムを多数リリース中。
スタイリスト秋山貴紀
YAMAHA CYGNAS-X 125
DATE/購入時期 2012年秋
LOCATION/購入場所 横浜
PRICE/購入価格 20万円強
「僕はいつまでも“身軽なスタイリスト”でいたいんです。仕事柄、荷物を運ぶのに車は必要だけど、打ち合わせなど荷物がない時はバイクがマストなんですよね。もともとバイクが好きで、特にオフ車はカワサキのKLXやヤマハのWRなどにも乗っていました。ただ靴が痛んでしまうので、今はスクーターに乗っている感じです。ビッグスクーターには興味がなくて、125ccがベスト。そこそこのスピードが出て、置き場に困らないので。そうした選択肢の中で、デザインが気に入った逆輸入車の『ヤマハ/CYGNAS-X』を昨年購入したました。逆輸入にこだわったわけではなく、単純に国産よりも安価だったし、好きなブルーが海外しかなかったんですよね」
“身軽なスタイリスト”の相棒は逆輸入による125ccスクーター
車体のカラーとデザインに一目惚れしたというスクーターはフルノーマル仕様。マフラーには漢字でYAMAHA(ヤマハ)の文字が刻印されている。
「車でもバイクでも、僕はノーマルが好き。そのままの完成度が一番良いと思うんですよね」。
シートのステッチや、ブレーキ周りにあしらわれたレッドの差し色が、秋山さんにとってのツボだそう
YAMAHA CYGNAS-X 125 FRONT.
YAMAHA CYGNAS-X 125 BACK.
YAMAHA CYGNAS-X 125 SIDE.
秋山貴紀(スタイリスト)
Samurai magazineをはじめメンズファッション誌を中心に活動。若手俳優のスタイリングもこなす実力派。スポーツテイストを取り入れたスタイルに定評があり、生粋のスニーカーラヴァーとしても有名な人物
※2013年6月発行『i bought VOL.02』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。