スチャダラパーANIらが愛するペットに買った親バカアイテム10選
毎日をともにするペットはクリエイターにとって安らぎを与えてくれる存在であり、エネルギーを与えてくれる存在でもある。
スチャダラパーANI、スタイリスト岡井雄介、デザイナー水野尾紹らが買った親バカアイテム10選を紹介。
目次
01:ANI&グリコ (イタリアングレーハウンド) 10才 ♀
「犬を飼いたいと思っていた時に、ちょうど友人のところで生まれて引き取ったのが、このグリコ。イタリアングレーハウンドという犬種です。体は細いけど意外に頑丈で手もかかりません。もともとよく走る犬なので、たまに広いところで放してあげるんだけど、足が速くてなかなか捕まえられない(笑)。毛が短いので、冬場は寒くないように専用のニットなどを着せています。もう10年の付き合いになるけれど、とにかくかわいいんですね」。
BIJORKIS(ビヨルキス)の首輪
散歩の時にいつも着けているのが、スウェーデンのBIJORKISというメーカーの首輪。クッションが効いていて肌触りもソフト。
「傷んできたら違うデザインのものに買い換えています。迷子札もちゃんと付いています」
ANI(スチャダラパー MC)
1967年生まれ。1988年にBose、ANI、SHINCOの3人からなるラップグループ、スチャダラパーとしてデビュー。同グループのフンイキを担当。日本のヒップホップシーンに大きな影響を与え続けている
02:古谷恵&ダイズ (シンガプーラ) 7才 ♂
「“ダイズ”という名前の由来は、何だか豆っぽかったから(笑)。子猫の時はもっと宇宙人っぽい顔をしていて、“カワイイ!”と思って飼いました。この子のために首輪とかアクセサリーを作ってあげていたのですが、それが高じて“ソジャム”という首輪専門ブランドを立ち上げてしまいました。ダイズの姿はほぼ毎日インスタグラム(@MEGUMIFURUYA)にアップしているので、ぜひ見てみてください」。
SOJAME(ソジャム)の首輪
バンダナ風の首輪や芝生のような素材で作った首輪、ネコが加えやすいサイズにこだわったオモチャなど、個性的なアイテムを自らプロデュース。
「あまり女子っぽすぎない、自分好みのテイストに仕上げています」
古谷恵(モデル)
1996年、「elite model look」日本代表に選出。1999年よりモデル事務所「イマージュ」に所属し、ファッション誌や広告、CM、ファッションショーなどで活躍。2015年からは犬ネコ用首輪の専門ブランド「sojame」を展開
03:岡井雄介&ロイ (ミニチュアシュナウザー) 1才 ♀
「初めて飼ったペットが、このミニチュアシュナウザーのロイ。おじいちゃんみたいな顔がかわいいのと、洋服を扱う仕事をしているため毛が抜けにくい犬種がよかったのが選んだ理由です。いざ本気で飼うとなると、同じ犬種でもそれぞれ表情や個性が全然違うのがわかってきました。それで、20ヵ所ほどブリーダーを回りましたが、その中で一番かわいかったのがロイでした。性格も優しくて大人しいし、ロイを選んで良かったと思っています」。
WOLFGANG(ウルフギャング)のドッググッズ
今年、日本に初上陸したアメリカのブランド、WOLFGANGのドッググッズがお気に入り。水入れは折りたたみ式で軽量なため旅先にも持っていける。リードと首輪はカモ柄とアメリカンな柄が表裏になったデザイン
岡井雄介(スタイリスト)
1980年生まれ。スタイリスト一ツ山佳子に師事した後、2006年に独立してフリーランスに。現在はメンズファッション誌をはじめ、俳優やアーティストのスタイリングなどで幅広く活動している
04:大北幸平&メモ (柴犬) 2才 ♀
PANASONICの電動自転車
「いつも一緒に公園を散歩しているもんだから、近所の人から“犬の人”って言われているんです(笑)。“メモ”のことは正直、溺愛しています。カゴ付きの電動自転車は夏場の長距離移動用にメモのために買ったもの。夏場は徒歩20分のところにある河原の散歩コースに行くまでに熱したアスファルトで肉球が火傷したり、熱中症になったりする危険がありますから。前カゴに犬を乗せて走る姿は近所でも目立っているようです(笑)」。
近所は坂が多く、また土手の散歩コースまで距離があるため、メモが疲れてきたら抱っこしてあげていたが、それも大変になったため、メモが乗れるようにカゴ付きのPANASONICの電動自転車を購入
大北幸平(VAINL ARCHIVE デザイナー)
1976年生まれ。セレクトショップのバイイングや企画、店舗のディレクションを経験したのち、2009年に自身のブランド「VAINL ARCHIVE」を立ち上げ、代表兼デザイナーを務めている
05:寺久保要&Annkimo (日本猫) 14才 ♀
「ネコ好きの知人がある時、生後間もない衰弱した子ネコを拾ったんです。病院で治療を受けたその子を僕が引き取ってからもう14年。キジトラの日本ネコで名前は“Annkimo”。大好きなアーティストの曲から名付けました。ペットグッズは結構買っていますが、遊び道具よりもキャットツリーや中に潜り込めるクッションのようなネコにとって癒しの場所を作れるアイテムが多いです」。
大理石マット
玄関先のヒンヤリした場所にAnnkimoがよく寝転んでいるのを見て購入した大理石マット。暑い時期に日陰に置いておくと涼を求めてAnnkimoが寝転びにやってくる。
「女の子なのでなるべくかわいいグッズを買ってあげています」
寺久保要(スタイリスト)
1996年にバンタンデザイン研究所スタイリスト専攻を卒業。在学中からスタイリストアシスタントとして活動し、1998年に独立。ファッション誌や広告、タレントのスタイリングなどを手掛けている
06:奥山武&アンガス (イングリッシュブルドッグ) 8才 ♂
「“アンガス”は迫力のある面構えで臭いもすごいけど、とても優しい性格。今まで1回も人を噛んだことはありません。でもブルドッグなので噛む力は強く、サバ缶で遊んでペチャンコにしてしまったこともあります。生後45日の時から飼っていますが、ブルドッグの赤ちゃんって最強にかわいいんです。もういい歳だけど実は童貞。そのまま一生を終えさせたくないので♀のブルドッグを募集中です」。
VIBRAM(ビブラム)のおもちゃ
トリコロールのビブラムソールで作られた犬用のオモチャは友人から手に入れたもの。ブーツリペア職人らしいペットグッズだ。しかし、
「ほかのオモチャでは遊ぶのに、これには一切興味を示してくれませんでした……」
奥山武(福祿壽オーナー/ブーツリペア職人)
三ノ輪に店を構えるブーツリペアショップ「福祿壽」のオーナー。日本におけるブーツのリペア&カスタムの先駆けとして注目を浴びる。確かな経験に裏付けられた技術とカスタムのセンスには定評がある
07:森山直樹&テト (ペキニーズ) 4才 ♀
「犬を飼いたくてわざわざ家を引っ越しました。そして初めて飼ったのが、このペキニーズの“テト”。母親の名前が“トット”なので近い名前が良かったことと、ナウシカに登場するキツネリスの名前が由来です。友人から譲ってもらいました。とても大人しく、人見知りもしません。ただ、ちょっと肌が弱く、薬用シャンプーを使って洗ってあげています。親犬や兄弟犬も近くにいるので、よく一緒に遊ばせています」。
L.L.BEAN(エルエルビーン )のベッド
PORTER(ポーター)のドッグケース
PORTERのドッグケースは、背負っても手持ちでも使える2way仕様。ポケットも多く、これひとつで犬と一緒に出かけられる。L.L.BEANのベッドはコットン100%で寝心地も抜群。ペットの名前を刺しゅうで入れられる
森山直樹(77 circa デザイナー)
ヴィンテージショップやアパレルメーカーなどを経て独立し、自身のブランド「77 circa」をスタート。“私たちに共感していただける方々とともにそれぞれの背景、文化を反映させた商品”をリリースしている。
08:高永祥&ファズ (雑種) 16才 ♀,エコー (雑種) 5才 ♀, コサビ (雑種) 3才 ♀,トラヲ (雑種) 5才 ♂
「うちに一番長くいるネコが16歳になるファズ。稲毛海岸でセミを食べていたところを拾われたんです。眼力の強さが持ち味です。次に来たのはエコー。保健所で生まれて衰弱していたところを引き取りました。それから次々にコサビ、トラヲの兄妹が増えて、今では合わせて4匹と暮らしています。その間、娘も生まれたので大家族です。みんなそれぞれ性格が違います。それがネコの面白いところですね」。
おもちゃ
動かすとカシャカシャと音がして、振り回すとブンブン音が鳴り、ネコの狩猟本能を刺戟するオモチャ。
「いろんなオモチャを試しましたが、どのネコもよく食いつくのがコレ。ボロボロになったら買い直しています」
高永祥(照明デザイナー)
1976年生まれ。青森県出身。千葉大学建築学科を卒業した後、2001年よりデザイン事務所に所属。照明デザイナーとして、住宅や施設の屋内外のライトアップを手掛けており、数々の賞も受賞している
09:水野尾紹&めんまさん (雑種)15才 ♂,うずらさん (雑種) 6才 ♀
「うちで飼っているネコは、めんまさんとうずらさん。めんまさんはおっとりした静タイプ、うずらさんは天真爛漫な動タイプ。2人の性格は真反対です。めんまさんは生まれつき大きくなる要素があったようで、普通の量しか食べないのに約9キロのデブネコに。妻がネコのブログをやっているのですが、最盛期は日に1万以上アクセスがありました。それが高じて、カレンダーやTシャツなどオリジナルグッズも作っています」。
IKEA(イケア)のベッド
イケアで購入したネコ用ベッド(現在廃盤)。大きなめんまさんでもすっぽり入れるサイズと、眼としっぽがついたかわいいデザインに魅かれた。
「勝手に“クロもふ”と呼んでいますが、ブログ上ではそれで通じています(笑)」
水野尾紹(デザイナー)
1974年生まれ。大手アパレル企業勤務後、インポートブランド企業を経て10年前に独立。現在はアパレル関係のデザインや卸を行う一方、多肉植物やサボテンの販売も手掛ける。
2匹のブログは、http://menmasan.jp/
10:森ひろこ&ココア (トイプードル) 6才 ♀
「“ココア”は私が初めて飼った犬。毛が抜けにくくて飼いやすいことと、カットで遊べることが、トイプードルを選んだ理由です。2ヶ月に1回くらいトリミングに連れて行くのですが、基本的にはテディベアカット。短めの方が幼い感じがしていいんです。飼い始めてすぐに、一緒にN.Y.に留学しました。気が強いワンちゃんが多いN.Y.で鍛えられたのか、物怖じもせず、とても人好きなんです」。
JUICY COUTURE(ジューシークチュール)のペットディッシュ
留学先のN.Y.で購入したペットディッシュ。ゴールドを使ったゴージャスでかわいいデザインがお気に入り。ペットフード用と水用で使い分けている。
「このブランドのアイテムはとてもかわいくて、洋服もいろいろ買いました」
森ひろこ(アパレル勤務)
大阪パフォーマンスドールのメンバーとして活動。1997年にはミスヤングマガジンの2代目グランプリに選ばれる。その後、ファッションアドバイザーなどを経て、現在は外資系アパレルブランドで活動している
※2015年06月発行『i bought VOL.10』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。