RYO the SKYWALKER、国井栄之ら7人のお気に入りガジェット
RYO the SKYWALKER、国井栄之、木暮祐一、P.M.Kenら7人による最新デジタルからこだわりのアナログ、さらにはケースやバッテリーといった携行品まで、各界のクリエイター&スペシャリストがお気に入りのガジェットたちを公開。
それぞれの用途はもちろん、こだわりのワケまで詳細も伺ってきた。
目次
RYO the SKYWALKER / レゲエDJ
フェイスタイムで離れた家族と毎日つながる
1.i’m Watch
伊Blue Sky社からリリースされた腕時計型デバイス。
「スマートフォンとBluetooth接続で通話はもちろん、FacebookやTwitterとも同期できる」。
2.JAMBOX
超小型Bluetoothワイヤレススピーカーシステム。
「小さいけど侮れません。遠征先でiPhoneやiPadと接続して音楽を楽しんでいます」。
3.スマートフォン用三脚スタンド
SANWA SUPPLYのWEB限定商品。
「スタンドだけでなく、グリップとしても兼用できるので、ちょっとした動画配信ならこれとiPhoneで十分です」。
4.iPhone 5
「この優れたレスポンスとLTEは完全に未来ですよね」。
5.Logitec LBT-HP06
Bluetooth接続のカナル型イヤーフォン。
「有線イヤーフォンだとケーブルが絡んだりストレスも多いので、数年前からワイヤレスを使っています」。
6.CANON EOS 60D
「子どもが生まれると、やっぱり親バカになるんですね(笑)。写真も動画も残しておきたいと思うようになって購入しました」。
7.INSPECTOR+
米S.E.INTERNATIONAL社製ガイガーカウンター。
「ガンマ線量も測れるモデル。万が一の時に目安になると思って購入しました」。
8.Pogoplug POGO-P25
接続したドライブ上のデータをクラウド化し、外部からのリモートアクセスを可能にする据え置きデバイス。
「外出先からモバイル端末の専用アプリで外付けHDDにアクセスできる。価格が安い分、不安定な時もありますが(笑)」。
9.MacBook Air 11
「Banksyのカッティングシートでカスタムしました。背面のリンゴマークを利用したものがいろいろ出ているので楽しいですよ」。
10.DRiPRO iPad用スタンド付き防水ケース
「子どもと一緒にお風呂に入る際、一緒に遊ぼうと購入したもの。レンズ部分も工夫されていてケースに入れたまま撮影もできます」
RYO the SKYWALKER(レゲエ ディージェイ)
ジャパニーズ ダンスホール レゲエ シーンきっての実力派ディージェイ。取材前にもフェイスタイムで、現在岡山に住むお子さんとビデオ通話を楽しんでいた氏のご愛用は、レコーディングでの長期海外滞在や遠征先でもストレスのない日常を送るためのネットワークツールが大半を占めている。「中学時代、プログラミング言語も少しカジった」というだけあって、デジタルへの造詣も深く、ポータブルスピーカーやイヤーフォンなど音楽関係はもちろん、家族思いな氏の人柄を窺わせるガイガーカウンターなど多種多様なラインナップとなっている。
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国井栄之 / mita sneakers(ミタスニーカーズ)ディレクター
最新テクノロジーなら試さずにはいられない
1.PUMA Suede Cycle MITA
先日発売されたばかりコラボモデル。タンの上部を押すとヒール窓内臓ランプが点灯するサイクリング仕様。
「ブラックと2色展開で製作しました。僕自身、自転車通勤しているので、最近は毎日のようにお世話になっています」。
2.adidas Originals Boombox+iPod touch
「ベルリンにあるアディダスのコンセプトショップ・No74でのみ販売されたオールドスクールなダンボール製のアンプ内蔵スピーカー。iPodやスマートフォンを接続してアウトドアでも楽しんでいます」。
3.NIKE+ FuelBand
日本未上陸のバングル型アクションレコーダー。「日常的な活動量を記録して、生活そのものをスポーツに、というユニークなコンセプト。iPhoneやPCのアプリと連動していて、ワールドレコードやフォローし合った友人の活動量もチェックでき、“競い合い”も楽しめます。今後の日本正規展開も待ち遠しいです」
国井栄之(mita sneakersディレクター)
上野アメ横センタービルに位置する古参スニーカーショップmita sneakersのクリエイティブディレクター。「宝くじが当たったら、片腕をロボット化したい(笑)」と語るほど、大のエレクトロニクスフリークを自負する電脳派。
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木暮祐一 / モバイル研究家
スペシャリストの現役選手を見てみたい
1.SAMSUNG Galaxy Camera EK-CG100
Android OS仕様の日本未発表コンパクトデジタルカメラ。
「通話機能こそないものの、SIMスロット搭載でWi-Fiだけでなく3G/4Gデータ通信機能にも対応した珍品」。
2.Nano Sim Adapter
「通称ゲタ。NanoからMicro、Nanoから通常、Microから通常にそれぞれ変換可能。逆に下にあるホチキスみたいなSIMカッターで不必要な部分を切り取ることもよくあります」。
3.NTT docomo キッズケータイ HW-01D
「正直なところ通話機能に関してはこれで十分なんですよ。スマーフォン台頭の今だからこそ、あえてガラケーを使いたい気分です(笑)」。
4.SAMSUNG Galaxy S III Mini
日本未発表モデル。
「スマートフォンに関してはiPhone 4Sと、このGalaxy S III Miniが最も使いやすいサイズだと思います」
木暮祐一(モバイル研究家) 工学博士、モバイル研究家にして移動体通信分野におけるスペシャリスト。各国から集めたモバイル端末はゆうに2,000を越え、現在使用中のものだけでも30余り。そんな氏の現役フロントラインを誌幅の許す限りで集めていただいた。
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P.M.Ken / フォトグラファー
“できない”ならDIYで自分流にカスタム
1.SONY NEX-7
「ライカのヴィンテージレンズが使いたくて、マウントを装着できる、しかもファインダー付きということでコイツを選びました。僕はレンズからカメラをチョイスしています」。
2.SONY XBA-40
「これと下にあるスプリットケーブル、同じくSoundmattersのfoxL V2(Bluetoothコンパクトスピーカー)、iPhoneアプリのdjayという組み合わせで、簡易的ながらDJセットができるので、ホームパーティやアウトドアで重宝しています」。
3.iPod(5Gen.)+iBasso Audio D12 Hj(ヘッドフォンアンプ)
「この当時、音声はイヤフォンジャックからしかアウトできなかったので、iPodの基盤からコンデンサをハズし、内蔵アンプを通さないでラインアウトできるようカスタムしました」。
4.SONY ICF-EX5MK2
「高感度なアナログラジオです。キャンプの際は焚き火を囲みながらAMラジオがしっくりくる(笑)」
P.M.Ken(フォトグラファー)
ファッションおよびミュージックビジュアルの分野を中心に国内外で活躍する人気フォトグラファー。カメラなど撮影関係はもちろんのこと、DJとしても活躍する氏ならでは、ご持参いただいたガジェットの中でも音へのこだわりは突出している。
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溝口基樹 / mo’design inc.代表
アナログ独自の質感はデジタルには表現できない
1.POLAROIDO LAND CAMERA MODEL 180
「’60年代頃のもの。後継機はオートへと変遷しますが、コイツはすべてがアナログ。この質感は他には出せませんね」。
2.POLAROIDO SX-70
「先の180同様、ポラロイドフィルム復活を目指す有志のプロジェクト“The Impossible Project”立ち上げのタイミングで手に入れました」。
3.LOKSAK×AK457
US NAVYでも採用されている完全防水のフィルムケース。「雪山に行く際、iPhoneやデジカメなど小物類をまとめています」。
4.Rollei RETRO 400 Single Use Camera
独Rollei社の汎用微粒子モノクロフィルムRETRO 400を採用した使い捨てカメラ。「使わないウチにフィルムの消費期限が切れてしまいました(笑)」。
5.RICOH GR3+LPL LEDライト
「クラブでの撮影用に手に入れたもの。GRは常に持ち歩いています」
溝口基樹(mo’design inc.代表)
雑誌をはじめ、STUSSYやBURTONといった人気ブランドとのコラボレートでも知られるデザインオフィスmo’design inc.代表。「最新へのこだわりはさほどなく、必要に迫られて手に入れたものばかり」という。
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月岡徹 / Greenroomシニアプロデュサー
滞りなく仕事をこなすためのデイリーなガジェット群
1.cheero Power Plus 10000mAh
USB、MicroUSB、MiniUSB端子搭載とまさにオールマイティな大容量モバイルバッテリー。
「容量が大きいだけでなく、2台同時に急速充電も可能なので出張先でも非常に役立っています」。
2.BUFFALO MiniStation
ミニマルデザインなコンパクトHDD。
「プレゼンに使う画像や資料など大きめのデータはすべてコイツに格納しています。バスパワー駆動なので電力を気にする必要もありません」。
3.BUILT BLT Sleeve
衝撃吸収性に優れたクロロプレンゴム採用の汎用ケース。
「ケーブル類、エネループ、ポケットWi-Fiなど周辺機器をまとめて持ち歩いています」。
4.Panasonic LUMIX DMC-LX5
大型高感度1/1.63型CCDセンサーを搭載したコンパクトモデル。
「RICOHのGRシリーズ同様、マイナーチェンジしながらも継続展開されていて、隠れた名機と言われています」
月岡徹(Greenroomシニアプロデュサー)
スポーツ、ファッション、音楽に特化したブランディングカンパニーGreenroom inc.シニアプロデューサー。「仕事を円滑に進めるために欠かせないものばかりです」と語るように、今回はデイリーユースだけでまとめていただいた。
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齊藤大祐 / JACKET REQUIRED(ジャケットリクワイヤード)バイヤー
ビジネスに遊び心を加えた大人のセレクション
1.SONY Cyber-shot RX100+HEAD PORTER Black Beauty GR Case
2,020万画素の高感度Exmor-CMOSセンサー搭載モデル。
「以前に使っていたGRのケースが意外にもジャストサイズだったので流用しています」。
2.iPad mini+無印良品 B6ノートケース
「これまた偶然のジャストフィット。ペンループにはタッチペンも装備できます」。
3.BOSE QuietComfort 2
消音性、音響性、装着性の融合から、圧倒的なノイズキャンセリング機能を実現したワールドスタンダード。
「音漏れだけでなく、周囲からの遮音性にも優れているので、機内での仕事や睡眠にも最適です」。
4.NIKE+ FuelBand
先述した日本未上陸のバングル型アクションレコーダー。
「あらかじめ設定した目標値からLEDライトによって達成度を示してくれます。あえて運動するのではなく、日常生活の運動量を把握できるのが意外に楽しい」
齊藤大祐(JACKET REQUIREDバイヤー) ウェブストアとリアルストアという2つのメディアから“ドレスコードを知る大人のドレス・カジュアル”を発信し続けるJACKET REQUIREDバイヤー。ブランドカラー同様、無駄のないビジネスユースに遊び心を加えた大人のセレクションとなっている。 |
※2013年03月発行『i bought VOL.01』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。