フェノメノン オオスミタケシ、渡辺俊美らの帽子16選
帽子フリークのPHENOMENON(フェノメノン)オオスミタケシ、渡辺俊美、FICOUTURE山根さとしが選んだ帽子とは。
キャップ、フェルトハット、パナマハット、WACKO MARIA、Borsalinoなど16アイテムを紹介する。
目次
オオスミタケシ
「現在は収納ボックスに8箱くらいは持っていて、1軍だと1箱分(約30個)かな。最近は昔のシュプリームやジバンシーのキャップを被ることが多く、あとはメッシュキャップを探しています。家を出る時にサングラス&ヘッドフォンにキャップ…そうするコトで自分らしくなれる気がするし、やはりHIP HOPのアーティストからの影響はありますね。イイ物を着て帽子でハズすとか、Bボーイ的感覚においてマストな存在……それが帽子だと思います」
NIGHT SLUGS(ナイトスラッグス)
スナップバックキャップ
購入価格 ─
購入場所 プレゼント
「僕の中で1番好きなレーベルですね、彼らのスタイルが超好き! ここの音はフューチャリスティックでいてHIP HOPマインドさえも感じさせます。KIRI(リボルバー デザイナー)がオフィシャルで作ったモノです」
OTHER ITEM
01.山田帽子店のフェルトハット
「昔から通っている青山にある帽子屋さんのオリジナル。日本製なのに¥8,000くらい! それでいてクオリティーはメッチャいいんです! ツバ長めの形も今っぽいし、インポートものなら確実に3万以上はしますよ」
02.KANIE WESTのスナップバックキャップ
「カニエ・ウエストの『イーザスツアー』のオフィシャルで、今年の1月くらいにカニエのマネージャーで『ジャスト ドン』のドンくんからもらいました。あんまり被っている人を見たことがないですね」
03.FADE TO MIND(フェードトゥーマインド)のスナップバックキャップ
「これも大好きなレーベルのオフィシャルアイテムでGR8にて購入。この他にカラバリとして、ブラックとグリーンとバーガンディーの3色も持っています。オレンジはイチバン最近入手したばかりのお気に入り!」
04.U.S.MILLITARYのミリタリーキャップ
「以前はこのタイプをずっと被っていましたね。買ったのは確かインターネットで見つけたミリタリーショップだったかな? 最近だとウッドランドカモ柄と薄い色のデニムパンツを合わせるのが気分」
05.Reebok(リーボック)のスナップバックキャップ
「ヌードトランプにフラっと寄った際に見つけました。USスポーツものだったら、絶対にレイダースかヤンキース! シルエットはフロントが立っているタイプが好みで、ツバはストレートが基本ですね」
オオスミタケシ(PHENOMENON(フェノメノン) デザイナー)
2004年に「PHENOMENON」を立ち上げ、デザイナーとして活動。また吉井雄一氏とともに「MR.GENTLEMAN」(ミスタージェントルマン)を手掛けているコトでも知られる。
渡辺俊美
WACKO MARIA(ワコマリア)のカンカン帽
購入価格 ─
購入場所 ─
「愛用歴3年くらいかな。汗を吸ってボディが縮まり、シルエットも変わっていますが、生き物なので詰まるんですよ。7月に北海道で開催される『JOIN ALIVE』に出演するので、その時に暑かったらコイツの出番って決めています」
Borsalino(ボルサリーノ)のハット
「人気カラーは定番の黒だけど、グレーボディの革ベルトっていうのは珍しいと思います。これは中目黒の古着屋にて、デッドストックだったのを約¥30,000で購入。やはり面白いのは断然色モノですね」
VINTAGEのパナマハット
「デッドストックを浅草橋の問屋で見つけて売ってもらいました。これは夏に開襟シャツにレイバンで合わせるのが格好いい。で、蕎麦を食いに行く。スタイルだけでなく、そんな行動にも憧れますね」
WACKO MARIAのベロアハット
「ワコマリアとの共同製作。あえてベーシックな形で裏生地まで選び、色はエンジのベロアのみ。イタリアンマフィアがスーツに着るようなイメージですね。自分の中ではこれが一番シックリくるかな」
VINTAGEのカンカン帽
「これも日本製の手作りで箱に入っていたんですよ。夏は麻のスーツに蝶ネクタイとか。それか完璧に和服にロイドメガネですよね。僕はこれでリーバイスのセットアップで合わせるのがスタンダード」
渡辺俊美(アーティスト)
TOKYO No.1 SOUL SETのメンバーであり、THE ZOOT16としても活動中。勝手にしやがれとのコラボ・ミニアルバム「PLAY」が好評発売中。
山根さとし
so for(ソー ファー)のボーラーハット
購入価格 ─
購入場所 ─
「ウチのサンプルで、形は普通のボーラーですが柔らかく仕上げたのが特徴。内側にポマードガードを付けて裏地が汚れないようにするなど、クラシカルなディティールを取り入れました。まぁ、僕はポマードをつけないですけど(笑)」
so forのボーラーハット
「今日被っているハットの色違いで、“アイルランド”をテーマに掲げた来年春夏のキーカラーであるグリーンを採用。日本国内で一番、ボーラーハットを作るのが巧いと言われる宮崎の工場で作りました」
Borsalinoのソフトハット
「’70年代のモノで、4年くらい前にN.Y.のフリーマーケットにて約200ドルで購入。ライダースにスラックス&スニーカーでヌケ感を意識した着こなしが多く、中折れハットのように被るのが自分流です」
FICOUTURE(フィクチュール)のブレードハット
「2014年の春夏シーズンに作ったハットで、細い帯を繋げて作っています。ウチでは毎年違う国をテーマに掲げていまして、今回は“キューバ”。というワケで国旗のカラーリングを落とし込んでみました」
BARBISIO(バルビジオ)のボーラーハット
「イタリアのブランドでボディ生地はラビットファー。2年ほど前、友達がやっている表参道のお店で購入。スーツで合わせる際は足元にマーチンを履いたりして、キメすぎないように心掛けています」
山根さとし(toe(Ba.)/OPEN YOUR EYES INC 代表)
ポストロックバンド「toe」のベーシストとして活動する一方、自身が手掛けるブランド「FICOUTURE」、「so far」を展開。
※2014年06月発行『i bought VOL.06』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。