nonnativeデザイナー 藤井隆行の「ブーツ」ベスト10
nonnative(ノンネイティブ)デザイナー 藤井隆行がこの10年間の自分を映し出すアイテムとして「ブーツ」ベスト10を紹介。
ブーツを愛する藤井隆行が「経年変化で良くなりそうなものを見定めて買いますね。」というそのブーツとは。
目次
藤井隆行 /nonnativeデザイナー
藤井隆行のブーツ愛
「10年どころか、20年くらい好きですね。」とブーツ愛をお話いただいた藤井。
「スエードじゃなきゃダメですね。ヌバックもあんまり……。 スタイリングのハズシというか、全身にアジが出たように見えるのいいんです。 選ぶ基準は、裾の収まりと革の質感。 わざと洗濯機で洗っちゃったりするので、経年変化で良くなりそうなものを見定めて買いますね。」
TAKAHIROMIYASHITATheSoloist. (タカヒロミヤシタザソロイスト)
DESERT BOOTS
「’12年に買ったものだけど、今も継続でリリースされていますね。本当に履き心地のいいデザートブーツです。ラストが美しくて、靴が好きというのが伝わってくる一足ですね。」
VIBERG×hobo (ヴィバーグ×ホーボー)
WORK BOOTS
「ソールの厚さと革質が気に入ってます。’05年ぐらいのこの頃は、ボテっとしたシルエットが好きでしたね。カナダの木こりなどが履くだけにさすがにゴツいですね。」
ANDERSON BEAN (アンダーソンビーン)
WESTERN BOOTS
「’06年に購入。もともとの革が刷れたり、ヤレたりすると いいアジが出てアメリカっぽいブランドかな。昔はパンツの裾幅が広かったから履けたけど、今は履けないんだよね。ソールは張り替えてます。」
EL RESELO (エルレセロ)
TREKKING BOOTS
「これはアルゼンチンのブランドで、ジップ式の内ボア仕様。冬はあったかくていいんですよね。 ’07年に買ったのかな。これは今でも裾がちょうど良くて、スッと履けるね。」
NUMBER (N)INE (ナンバーナイン)
TREKKING BOOTS
「’08年のナンバーナインはポートランドが テーマだったからトレッキングが多かったのかな。スニーカーのようなペタっとした型がかわいいし、ビルケンのソールで歩きやすいですね。」
nonnative
PECOS BOOTS
「’09年のもので、アメリカっぽさとイタリア製のキレイさを 混ぜて、初めて納得いく靴が作れた。 筒の細さ、つま先のボリューム、革の色とか 細かい部分までこだわりましたね。」
GUIDI (グイディ)
BACK ZIP BOOTS
「このブランドが一番得意とするヒールにジップの付いたブーツ。この’10年辺りからちょっと大人っぽく、ボリュームのない方がいいなと思い始めて。シルエットも上品ですよね。」
TIMBERLAND×MARK MCNAIRY (ティンバーランド×マーク・マクナイリー)
FIELD BOOTS
「アメリカ製のオリジナルも持ってて、高校生ぐらいの時から大好きな型なんだけど、これはスエードだし、求めてたものに近い。自分が別注するならこういう風にしたいかな。」
nonnative
SIDE ZIP BOOTS
「’14年にリリースしたオリジナル。いろいろなモノを見て履いて、これになった。’09年のものからラストも変わって、ウエスタンブーツから さまざまな要素をミックスして作りました。」
nonnative
SIDE ZIP BOOTS
「’14年のものをさらに進化させたアップデイト版。大きく異なるのはソールかな。 レザーソールにして、上品で大人っぽいというか。今はこれをよく履いているね。」
藤井隆行(nonnative DESIGNER)
ベーシックでありながら革新的なプロダクトを打ち出す、ノンネイティブのデザイナー。 以来、都市生活のみならず、さまざまなシチュエーションに適応する 東京発のスタンダードを発信。
※『i bought』に掲載された記事です。
※価格・販売状況は掲載当時のものになります。