クラシック・チャート第1位に輝いたピアニスト、アリス=紗良・オットとは?

ドイツ人と日本人のハーフとして世界的に有名な天才ピアニストとして活躍しているアリス=紗良・オット。ピアニストを目指したきっかけから、ピアニストとしての活躍ぶり。さらにそれ以外の活動についてもご紹介。

林原詠一朗

 

アリス=紗良・オットのプロフィール

By Olaf Selchow for @bild

A photo posted by Alice Sara Ott on Instagram (@alicesaraott_official) on

アリス=紗良・オット(アリス=さら・オット、Alice-sara ott)

ピアニスト

1988年8月1日生まれ

ドイツ・ミュンヘン出身

父親がドイツ人母親が日本人のハーフ

日本語、ドイツ語、英語を流暢に話すことができる。

 

妹のモナ=飛鳥・オットもピアニストとして活躍中。

 

アリス=紗良・オットは3歳でピアニストを目指した

アリス=紗良・オットがピアノを始めたきっかけを語る

 

3歳の頃、アリス=紗良・オットは両親に連れられて、あるピアノの演奏会に行った。

周囲の大人たちが2時間ほどの演奏に聴き入る中、3歳のアリス=紗良・オットはあちこちを見て、落ち着きがなく、とてもピアノ演奏を聴いているようには見えなかった。周囲が音楽に聴き入っている様子を観察していた。

両親も「この子には音楽は向いていないのかもしれない」と内心思っていた。

ところが、演奏会が終わると「私、ピアニストになる」と両親に宣言した。1人の演奏家の弾く音楽に、多くの聴衆が静かに集中して聴き入っている様子を見て、3歳のアリス=紗良・オットは「私もこのように人々に聴いてもらいたい」と思ったという。

そして言葉では表現しきれないことを音楽に乗せて伝えたいと考えたと語る。

 

ピアニストとしてのアリス=紗良・オット

数多くの受賞歴を持つアリス=紗良・オット

アリス=紗良・オットは主にドイツ語圏を中心とした地域におけるコンクールの優勝経験を持っている。その受賞歴だけを見ても、いかにアリス=紗良・オットがすごいピアニストであるかがわかる。

 

-主な受賞歴-

1995年 ドイツ連邦青少年音楽コンクール優勝

1997年 スタインウェイ国際コンクール 第1位

1998年 イタリア・リゲッティ国際コンクール 第1位

1999年 ハンブルク音楽ホール・コンクール 第1位

2000年 グロートリアン・シュタインヴェーク国際コンクール第1位

2003年 リンダウ・ロータリー・ヤング・ミュージック・コンクール第1位

2003年 ケーテン・バッハ・コンクール 第1位&市長特別賞

2004年 ピエネロ・デルヴァルティドーネ国際コンクール優勝 (史上最高得点)

2005年 欧州ピアノ指導者連盟コンクール 第1位桂冠

 

さらに2010年には「クラシック・エコー・アワード2010」において、ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

 

ドイツ・グラモフォンと専属契約

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アリス=紗良・オットは2008年にドイツ・グラモフォンと専属契約を結んでいる。ドイツ・グラモフォンといえば、1898年に創設された世界で最も長い歴史を持つクラシック音楽のレコードレーベルで、クラシックファンなら誰でも知っているレーベルだ。

幼少の頃からグラモフォンのカセットやCDに親しんでいたというアリス=紗良・オットが専属契約を結んだとき、夢を見ているようだったと語っている。

 

コラボレーションで第1位を獲得

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2015年3月には、アイスランド人作曲家のオラーヴル・アルナルズとコラボレーションしたアルバム『ザ・ショパン・プロジェクト』をリリース。

 

『ザ・ショパン・プロジェクト』の宣伝動画

 

イギリスの公式クラシック音楽チャート、また他25カ国のiTunesのチャートにおいて第1位となり大成功をおさめた。

 

フランチェスコ・トリスターノとピアノ・デュオ

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2014年にはクラシックだけでなくテクノをピアノで弾くことでも知られているフランチェスコ・トリスターノとピアノ・デュオでアルバム『スキャンダル』をリリースしている。

 

スキャンダルの公式ビデオ

 

このアルバムでは古典作品だけでなく現代作品にも挑戦している。

 

アリス=紗良・オットの演奏以外での活動

ドイツの有名高級ブランドであるJOST Bags(ジャストバッグス)のバッグラインのデザインを提供。そのデザインには日本の折り紙や伝統的なものの要素を含み、バッグの内側にはアリス=紗良・オットの描いた絵がそのままモチーフとしてデザインされている。アルバム『ワンダーランド』のプロモーションビデオでも自身が作った折り紙を使用している。

 

アルバム『ワンダーランド』のプロモーションビデオ

 

パナソニックのHi-FiオーディオブランドTechnicsはアリス=紗良・オットを2016年のブランド・アンバサダーに起用した。

 

アリス=紗良・オットが出演したパナソニックの公式映像

 

パナソニックのオーディオ機器のプロモーション映像の中で音楽や演奏家としての考えを語っている。

 

アリス=紗良・オットがデザインしたLINEスタンプ

2016年夏にはアリス=紗良・オットがスケッチしてデザインしたLINEスタンプ『And Here Comes Alice』がリリースされている。

 

日本では『情熱大陸』や『報道ステーション』などに出演。さらに『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』とバラエティ番組に出演したこともあり、これらの放送を観てファンになった人も多い。

 

関連リンク

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林原詠一朗

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