ロイヤルワラントとは?王室御用達ブランド一覧、3つの認定も

王室御用達のロイヤルワラントとは。3種類あるイギリスのロイヤルワラント認定を受けたブランドのBarbour(バブアー)、Smython(スマイソン)をはじめ靴、財布、鞄、紅茶、香水、傘、時計などロイヤルワラントブランドを紹介。

さくらい*

ロイヤルワラントとは

意味は「王室御用達」。

日本はもちろんイギリスやベルギー、オランダなど各国の王室に対し、高品質な商品を提供できる証としてブランドに授けられる称号。

5年毎に認定ブランドを精査・更新するため、一度認定されても5年後には脱落することも。

現在、英国ではELIZABETH(エリザベス)女王、EDINBURGH(エディンバラ)公、CHARLES(チャールズ)皇太子の3人がロイヤルワラントを認定でき、紋章がそれぞれ異なる。

 

ロイヤルワラント3つに認定されたBarbour(バブアー)とは

 

英国上流階級のアウトドア用がメインのブランド。

1894年、JOHN BARBOUR(ジョン・バブアー)によってイングランド北東部のサウスシールズにて創業。

天候不順の北海で働く水夫や漁師・湾岸労働者のためにオイルドクロスを提供したのが始まりだが、オイルドクロス製の防水ジャケットが高いことから第一次・第二次世界大戦でも英国軍に供給するほどにまで至った。

1974年にエディンバラ公、1982年にエリザベス女王、1987年にはチャールズ皇太子により認定されている。

1970年代以降は狩猟や釣り、乗馬といったアウトドアやファッションとのリンクも図ったことでライフスタイルブランドとしての地位を築き上げている。

 

ライダースジャケットの代名詞「オイルドジャケット」

バブアーのオイルジャケット

出典:zozo.jp

購入はこちら

 

1936年、コットン生地にオイルを塗り込んだ布製レインコート 「インターナショナルジャケット」として発表。

体型を選ばないこと、防水性と防風性・耐久性が高いことが人気の秘訣だ。

最高級のエジプト綿にオリジナルの防水オイルを施しており、目的に合わせてヘビー(8オンス)、ミディアム(6オンス)、ライト(4オンス)の3種類の厚さの生地を用意している。

 

1950~70年代に開催された6デイズ・トライアルサーキットのほとんどのレーサーをはじめ、64年に出場した俳優STEVE MCQUEEN(スティーブ・マックイーン)も着用していたことからライダースジャケットの代名詞となる。

お手入れ方法

防水オイルを使用していることから洗濯機や漂白剤、ドライクリーニングなど従来の方法はすべて厳禁。

汚れや砂埃をブラシでよく払い落としてから冷たい水を含ませたスポンジかタオルで軽く表面をふき取る。

メンテナンス・リプルーフのアフターサービス

クリーニングやリプルーフ(ジャケットに再びオイルを塗りなおすこと)、修繕などのアフターサービスはLavarex(ラヴァレックス)社が年間を通じて有償で行っている。

ラヴァレックス オイルドジャケットのアフターサービス紹介ページ

 

ロイヤルワラント認定されたシューズブランド

Tricker’s(トリッカーズ)

Looking for new 'back to work' footwear? We have this covered in our collection of Town shoes and boots, including these Belgrave classic toecap Oxford in 1001 Burnished. Featuring blind eyelets, leather uppers and linings, this elegant shoe is finished off with a stitched and channelled leather sole. Also available in black and built on the 4537 Last. Link to the website located in our Instagram bio. We don't believe in the adage 'never wear brown in town'! #trickers #townshoes #brogue #brogues #oxford #webstagram #website #menstyle #mensstyle #mensshoes #menswear #elegant #classic #madeinengland #instapic #shoeporn #shoesoftheday #shoes #mensfashion #shoestagram #shoegame #shoeporn #shoelover #backtowork #footwear #newyearnewshoes #sotd

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創業1829年。

イギリスにおいて靴の製造工場が多くある地域・ノーサンプトンにて靴をつくり続けている。

上質なカーフスキンと広葉樹の皮を使用しており、1人の職人が最初から最後までハンドメイドで手掛ける。

ブリティッシュスタイルに遊び心を取り入れたPaul Smith(ポール・スミス)や、雑誌『men’s egg』などで掲載されているお兄系ブランドVANQUISH(ヴァンキッシュ)などとのコラボも展開。

 

John Lobb(ジョン・ロブ)

 

1866年のロンドンでの創業以来、紳士用の高級靴およびブーツをおよそ150年作り続けている。

厳しい基準と卓越した職人技が評判となり、1902年にパリにて1号店をオープン。

履き心地の良さ、丈夫でハイクオリティな靴を展開している。

 

Loake(ローク)

Идеальная осенняя пара #loake #loake1880 #goodyearwelted #britishshoes #monkshoes

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創業1880年、イギリスのノーサンプトンに開業した老舗靴ブランド。

1894年以降はウッドストリートの工場にて生産を続けている。

メインアイテムはクラシカルな靴だが、スクーターで駆け抜けた若者たちのイギリス文化モッズカルチャーの人々らが愛した厚底のタッセルローファーも生み出している。

インスタはLoakeシューズマーケットがロシアで展開するアカウント。

 

HUNTER(ハンター)

Were you putting your #HunterField boots to good use this weekend? #Regram @paulvhagan

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創業1956年。

機能性とファッション性を両立させたレインブーツブランド。

第一次、第二次世界大戦の頃からゴム製のブーツを開発。1977年にエディンバラ公、1986年にエリザベス女王に認定された。

脚の形にフィットしたデザインと高い防水性が特徴で、女優のANGELINA JOLIE(アンジェリーナ・ジョリー)をはじめとしたハリウッドセレブにも愛用されている。

 

ロイヤルワラント認定された財布ブランド

ETTINGER(エッティンガー)

@onlybrownsg dream collection of accessories 😍

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創業1934年、ロンドン発のレザーブランド。

財布や名刺入れなどすべてハンドメイドにこだわっており、「HAND MADE IN ENGLAND」の刻印は紳士の証とされている。

1996年にチャールズ皇太子によって認定された。

 

Camille Fournet(カミーユ・フォルネ)

 

創業1945年。

高価な時計ベルトの製作を通して巧みな皮革製品作りの伝統を追求するため、フランスのピカルディ地方に拠点を置く。

創設者のカミーユ・フォルネは完璧な仕上げこそがユーザーの期待を満足させる鍵となるだろうと考えていることから、カミーユたった一人で職人たちに技術の指導を行った。

皮革素材のみならず、時代に合わせてサテンやナイロン、エナメルなどの100種類以上の素材も取り入れている。

 

Smythson of Bond Street(スマイソン・オブ・ボンドストリート)、Smython(スマイソン)

 

創業1887年。

「ファーストクラスの文房具と革製品」を掲げ、1895年に発表した日記帳「ロイヤルコートダイアリー」で一躍有名となる。

巻頭には郵便料金や海外通貨などの情報が、1ページごとに1日分のスペースが設けられている。

手帳などの文房具はもちろん、財布やカードケースなどのレザーグッズも展開。

エリザベス女王、エディンバラ公、チャールズ皇太子の3人に認定されている。

 

LAUNER LONDON(ロウナー)

 

創業1941年、ロンドン発のレザーグッズブランド。

伝統的な職人技から生まれた高品質でクラシックなカバンや財布を展開しており、エリザベス女王に認定されている。

 

ロイヤルワラント認定されたバッグブランド

SWAINE ADENEY(スウェィン・アドニー)

#swaineadeneybrigg #luxury #bridleleather #Westminster Wrap #documentcase #british #london #tan

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1750年に、馬具鞍の専門メーカーとして創業。

カバンや小物で使用されるブライドルレザーにより時間経過ごとにツヤが現れ、重厚さを高める。

 

ロイヤルワラント認定された紅茶・コーヒーブランド

TWININGS(トワイニング)

Which is your favourite blend? #InspireYourMorning #TwiningsAU

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300年以上の歴史を持つティーブランド。

1706年に創業者THOMAS TWININGS(トーマス・トワイニング)がロンドンのストランド地区にてコーヒーハウスを開いたことがきっかけ。

トーマスが出していた珍しい紅茶がロンドンの紳士から高い支持を得たことを機に、イギリス初の紅茶専門店も開業。

やがて紅茶文化がロンドンで広まっていき、1787年にトワイニングとしてブランドスタートした。

テイスティングできるまで5年、一流になるまで10年かかるほどの厳しいトレーニングを乗り越えたブレンダーたちが、完璧な一杯にするために一日に600杯以上の試飲を行っている。

 

H.R.Higgins Ltd.(HRヒギンス)

創業1942年。

家族の手によって一つ一つ丁寧に手作りすることを心がけている。

1979年にエリザベス女王の御用達として認定され、バッキンガム宮殿で開かれる晩餐会ではヒギンスのコーヒーが提供されている。

 

FORTNUM&MASON(フォートナム・アンド・メイソン)

大英帝国が誕生した1707年に誕生。

1815年のワーテルローの戦いにて蜂蜜やドライフルーツ、ジャムなどを英国軍に供給した際、兵士たちに大変喜ばれた食べ物として当時のタイム紙などに掲載された。

エリザベス女王とチャールズ皇太子2つのロイヤルワラントを保持している。

ロイヤルワラント認定された香水ブランド

PENHALIGONS(ペンハリガン)

 

1860年代後半、ロンドンのジャーミンストリートにて理髪店を設立。

1872年に初の香水「ハマン ブーケ」を発表する。

ジャーミンストリートに存在していたトルコ風呂の蒸気と硫黄の香りから影響を受けて以来、奇抜なアイディアを次々と生み出していった。

「創造的かつ革新的な香水作り」を掲げて上品さとモダンを取り入れた香水を展開。

1956年にはエディンバラ公、1988年にはチャールズ皇太子により認定された。

 

FLORIS(フローリス)

フローリスの香水

出典:www.floris.jp

1730年、英国紳士のための理髪店をオープンしたが、故郷のアロマを再現するために香水の調合を始める。

伝統的な製法と上質な香料を使った香水や石鹸が人気を博したことから、エリザベス女王とチャールズ皇太子に認定されている。

 

ロイヤルワラント認定された傘ブランド

Fulton(フルトン)

 

創業1956年から「高品質、技術の革新とデザイン性」を追求した傘づくりを行っている。

強度、安全性、耐久性において厳しいテストを通過した傘を展開。

鳥かごのようなフォルムの透明傘「バードケージ」はエリザベス女王御用達。

 

ロイヤルワラント認定された時計ブランド

Charles Frodsham & Co Ltd(チャールズ・フローシャム)

創設者であるCHARLES FRODSHAM(チャールズ・フローシャム)が、時計職人だった父の下で修行した後に1834年に開業。

上質な懐中時計が特徴で、1947年におけるエリザベス女王の結婚祝いとして贈呈した経歴を持つ。

 

関連リンク

バブアー 公式WEB

トリッカーズ 通販サイト

ジョンロブ 公式WEB

ローク 通販サイト

ハンター 公式WEB

エッティンガー 公式WEB

カミーユフォルネ 公式WEB

スマイソン 通販サイト

ロウナー 通販サイト

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トワイニング 公式WEB

HRヒギンス 公式WEB

フォートナムアンドメイソン 公式WEB

ペンハリガン 公式WEB

フローリス 公式WEB

フルトン 公式WEB

Charles Frodsham & Co Ltd 公式WEB

 

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さくらい*

「わかりやすくお伝えすること」がモットーのアーケードゲーマー。

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