NIKE(ナイキ)がマラソンでの2時間切りに挑戦。プロジェクトを発表

NIKE(ナイキ)が、人間の可能性に挑戦するため、マラソンでの2時間切りの実現という、これまでにない大きなゴールを目標にしたイノベーションプロジェクト「Breaking2」を発表。ナイキのミッションを具現化したプロジェクトを要チェック。

i bought編集部

ナイキが人間の可能性に挑戦するイノベーションプロジェクトを発表

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ナイキは、人間の可能性に挑戦するため、マラソンでの2時間切りの実現という、これまでにない大きなゴールを目標にしたイノベーションプロジェクト「Breaking2」を発表。

この不可能とも思える挑戦を実現するためには、現在の男子世界記録のタイム、2:02:57 を 3 パーセント短縮することが必要である。

 

しかし、これまでの数々の挑戦がそうであったように、不可能を可能にするチャレンジこそが、スポーツの未来を作る機会となる。

 

この挑戦のために、ナイキでは科学からスポーツ分野にわたるさまざまなリーダーたちと協力し、アスリート、プロダクト、トレーニング、栄養、そして環境まで、包括的な視点からのアプローチを進める。

 

Breaking2 は、未知なる分野を開拓し、不可能を実現できるのか。

 

これはまさに、地球上のすべてのアスリートにインスピレーションとイノベーションを提供する、というナイキのミッションを具現化したプロジェクトと言える。

 

ケニアのエリウド・キプチョゲら3名が記録達成に挑む

マラソンでサブ2を走るには、全長 26.2 マイル(42.195km)のそれぞれのマイルごとに、7秒短縮することが求められる。世界最速のランナーにとって、これは大きな挑戦といえるだろう。

 

ナイキは、多くの時間を費やし、この挑戦に臨むのに最適な能力を備え、かつ勇敢な3名のエリートアスリートを見極めた。

 

不可能ともいわれるサブ2の記録達成に挑戦するのは、ケニアのエリウド・キプチョゲ、エリトリアのゼルセナイ・タデッセとエチオピアのレリサ・デシサ。

彼らは未知の世界に怯むことなく挑んでいく。

 

エリウド・キプチョゲとは

エリウド・キプチョゲ

 

エリウド・キプチョゲは、1984 年 11 月 5 日にナンディ県カプシシイワ生まれの 32 歳で、これまでにオリンピックや世界大会などでもメダルを獲得している。

 

ランニングを始めたのは高校を卒業してからで、それ以来現在に至るまでずっとパトリック・サングコーチに師事。

 

2003 年、エリウドは IAAF 世界クロスカントリー選手権 5000m で世界ジュニア記録を更新した後に長距離デビューを果たし、同年の世界陸上では世界チャンピオンになりました。2012 年にはハーフマラソンで 59:25 の自己ベストを記録。

 

2004 年のアテネ五輪 5000m では銅メダル、2008 年の北京五輪の5000m では銀メダル、そして 2016 年のリオでは男子マラソンで金メダルを獲得。

2015 年のベルリンマラソンでは、それまでのパーソナルベストを5秒上回る 2:04:00 で優勝。

 

2016 年のロンドンマラソンではその記録をさらに上回るコースレコードの 2:03:05 を記録。

 

ゼルセナイ・タデッセとは

ゼルセナイ・タデッセ

 

34 歳のゼルセナイ・タデッセは、1982 年 2 月 8 日にエリトリアのアディ・バナで生まれた。

2004 年のアテネ五輪 10000m で銅メダルを取り、エリトリア人初のオリンピックメダリストとなった。

 

また、2006 年の IAAF世界ロードランニング選手権の 20km で優勝し、エリトリア人アスリートとして初めて世界選手権優勝を果たした。

 

ゼルセナイは、2006 年から 2009 年の世界ハーフマラソン選手権で4連勝を果たし、2012 年にも再度優勝。

2010 年のリスボンハーフマラソンでは世界記録を樹立し、IAAF 世界クロスカントリー選手権では金、銀と2つの銅メダルを獲得。

 

さらにゼルセナイは 2004、2008、2012、2016 年の 4 度のオリンピックに出場を果たしている。

2009 年ゼルセナイは、1 年のうちに3つの異なるサーフェスで3つの世界選手権のメダルを獲得した 2 人目のアスリートとなった。

 

現在、男子ハーフマラソンの世界記録 58 分 23 秒の保持者。弟のキダニ・タデッセもプロの長距離ランナーとして活躍。

 

レリサ・デシサとは

レリサ・デシサ

 

26 歳のレリサ・デシサは、エチオピアのシェワで 1990 年 1 月 14 日に生まれ、ランニングを初めて間もない頃は、主にロードレーシングに取り組んでいた。

 

彼が大きな活躍を見せたのは、2010 年のザイエド国際ハーフマラソンで、60 分を切る記録で3位を獲得してから。以来ボイラーメーカー15k、チェリーブロッサム 10 マイルレース、ボールダー・ボールダー10k やデリーハーフマラソンなどの大きなレースで優勝。

 

レリサがマラソンデビューしたのは 2013 年のドバイ・マラソンで、2:04:45 を記録。

その後 2013 年のボストンマラソンに優勝しましたが、爆発事件に見舞われたこの大会の犠牲者への哀悼の意を示すため、受け取ったメダルはボストン市に返納。

 

2015 年には 2:09:17 でボストンマラソンで2度目の優勝を果たし、2016年には2位の成績を収めている。

 

マラソンで2時間切りする為のあらゆる分野のスキルや知識の連携

ナイキのBreaking2に挑戦するケニアのエリウド・  キプチョゲ、エリトリアのゼルセナイ・タデッセとエチオピアのレリサ・デシサ

 

ナイキは常に打ち破る壁を求めているが、その中でマラソン2時間切りという挑戦は何度も浮上していた。

 

ランニングへのたゆまない情熱を原動力に、ナイキでは 2013 年に、この目標を念頭に置いたマラソン用シューズの開発を開始。

これは、2014 年の夏にはマラソン2時間切りのための正式な取り組みとなり、Breaking2 チームの発足となった。

 

このチームは、運動力学、コーチング、デザイン、エンジニアリング、素材開発、栄養、スポーツ心理学、生理学など、各分野の世界クラスの情熱的な専門家からなる。

 

幅広いスキルや知識を連携させることで、分子レベルでのパフォーマンスの理解を目指す。

 

また、Breaking2 を実現するため、天候から着用するアパレルに至るまでのあらゆる細部にもこだわり、エリウド、レリサとゼルセナイが能力を最大化できるように努める。

 

ナイキの優れた機能性をもったプロダクトの導入

アスリートが完璧にレースを走るために、最も革新的なプロダクトが求められる。

 

これは Breaking2 にとっても大事な核となり、ナイキは優れた機能性をもったプロダクトを提供。

 

Breaking2 では長年にわたる広範な研究開発の成果である画期的なイノベーションを導入していくが、これはあらゆるランナーに役立つ可能性を秘めている。

 

プロジェクト「Breaking2」の日時と場所

今までよりもっと早く走るために、環境は欠かせない。コースやコンディションを慎重に検討し、1秒1秒が最適な状態で走れるようにする。

 

サブ2を目指すレースの日時や場所は来年発表。

 

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