【連載第16回】厳かに味わう日本の風情 モテる男の真夜中のおもてなし

昭和だろうが、平成だろうが、男子の本懐はただ一つ「モテる」である。某週刊誌で20年間ハレンチ企画を生み出してきた筆者が、「モテる」ために探求し続けた「女心」を「エロ」からひも解く新連載開始!
彼女・恋人が欲しい、彼女の作り方に悩める男子に捧げる本企画、第16回目。是非一読あれ。

原田 秀司

16回:変身

 

今から3040年前の昭和時代、日比谷公園を中心とした都心の大きな公園には、夜になると「出歯亀」という変態趣味を持った人々が、それはそれはたくさん集まってきたものでした。

 

聡明な皆さまのことですから、既にご存知とは思いますが、出歯亀とは明治末期の異常性欲者、池田亀太郎こと出っ歯の亀太郎をその由来にし、他人の助平を覗き見ることを常習とする変態の中の変態のことです。

 

変態の王様ですから、その風体も異様そのものでした。

全身をぴったりとした黒ずくめのタイツで覆い、顔を靴墨で真っ黒に塗り、同じく靴墨で汚した日本手ぬぐいを頭から被り、闇に紛れて公園のベンチや暗がりでイチャコラしているアベックに近づいては、その情事を覗きみるのです。

 

 

当時、その聖地と言われた日比谷公園には日本全国から出歯亀が大集結し、大変な賑わいだったものです。

驚きなのは、そんな出歯亀たちの正体は意外にも丸の内などに勤めるエリートサラリーマンだったりしたことです。おそらく彼らは日常の仕事のストレスを出歯亀に「変身」することで発散していたのでしょう。

 

 

変態欲を満たしていたのは何も出歯亀だけではありませんでした。アベックたちもまた、「見られること」で刺激を受け、危険で淫らな情交にヨダレが出るほど興奮していたのです。

見るものと見られるもの。出歯亀というコスプレに身を包んだ変態エリートと、アベックという姿をした異常性癖の男女。そこには変態同士の固い絆があったに違いありません。

 

 

そんな出歯亀ですが、バブル崩壊後はめっきり姿を消してしまいました。

出歯亀と見せたがりの変態カップルたちは一体、どこに行ってしまったのでしょうか。出歯亀という変態変身文化は完全に絶滅してしまったのでしょうか。

 

 

いえいえ。実はそれは皆様のごく身近で息づいていたのです。

 

そうです。出歯亀文化は「ハロウイン」という名の元に大輪の花を咲かせていたのです。

コスプレに着飾った彼ら、彼女らの姿をよぅくご覧なさい。3人に1人は変態が混じっていることが、すぐにお分かりになるでしょう。

 

それは間違いなく出歯亀と変態カップルの生き残りなのです。

 

私の目はごまかせません。変態のコスプレはすぐにわかります。体にぴったりの衣装。顔に塗りモノ、そして頭に被り物です。秋だというのに過度な露出をしている輩も様子がおかしいといえるでしょう。

 

 

ちなみにある調査会社によると、女子の3人に1人は「見られて興奮するタイプ」とのことです。これは、まごうことなき変態の兆候です。

久しぶりに街に出て女子の意見を聞いてみました。

 

「仮装した自分を見られたいかって? もちろん見られたいですよ。興奮するかって? そりゃ、しますね」(25歳・女教師)

「お互いのコスプレを見せ合うのが楽しいかって? 女の子同士なら、どっちがセクシーか競争しあったりするよ。もちろん男子の目線も気になります」(20歳・女子大生)

 

本来、何の問題もない発言ですが、先ほどのことを考えると妙に興奮してしまいます。

 

 

街は今、ハロウイン一色です。

かぼちゃの祭りが変態の祭りにしか見えないのは私だけでしょうか。

 

あ、私ですか?

私は某週刊誌で、破廉恥企画を20年以上も担当し、女性のヘソ下三寸のことだけを取材し続けてきた者です。コスプレは着るより脱ぐほうが好きです。

 

 

 

 

原田秀司

原田秀司

1968年8月22日生まれ。静岡県出身。

早稲田大学教育学部国語国文科卒業。

平成5年より株式会社双葉社勤務。

週刊大衆在籍時に「アジアン大衆」「人妻大衆」など時代を翻弄する破廉恥極まりない増刊類を多数創刊。

人妻ブームの火付け役になりその後、別冊週刊大衆編集長に就任。

人妻ブーム終焉に伴い週刊大衆に帰化。副編集長を務める。

2012年直腸がんを患い、危うく三途の川を渡りそうになるも

名医のおかげで奇跡的に復活。入院中に悟りを開く。

現在、WEB日刊大衆の統括責任者をする傍ら、様々な企業とのコラボレーションをしながら書籍を出版。

主な担当書籍にFAプロ提携「ヘンリー塚本のセックスのすすめ」米国共和党とコラボした「トランプ革命」などがある。

9月6日には「日本一忙しい小児科医が教える病気にならない子育て術」(購入はコチラ)出版。医療、福祉業界での新展開を模索中。

連載「厳かに味わう日本の風情 モテる男の真夜中のおもてなし」について

彼女・恋人が欲しい。彼女の作り方。で悩む男子に、モテる為にはどうしたらよいのか具体的手法と女心を解説する本連載。

某エロ週刊誌で20年以上活躍し続ける筆者が、明日のアナタを「モテ男子」に導く!

 

第1回 発表!女がドン引く男のアレ

第2回 女子を惑わす男の下着

第3回 母性をくすぐる男の行動

第4回 女子に嫌われない覗きの作法

第5回 女子が大好きなアノ言葉

第6回 女子が抱かれたくなる合コンの席順

第7回 食べ方は前戯なのです

第8回 影練してますか?

第9回 ○○の秋

第10回 鳥のように…期間限定交際推奨を宣言

第11回 女の武器

第12回 男の武器

第13回 女子を惑わす最強の体型

第14回 美人は○○しない?

第15回 目病み女に風邪ひき男

・第16回 本記事

第17回 いつ祈るの? 今でしょ

第18回 カラオケの真髄

第19回 女子のヤル気スイッチ

第20回 世界中が腰を抜かした日本の兵器

第21回 賢者の贈り物

第22回 女神の産地

第23回 自分だけのカレンダーを作ろう

第24回 女子が我慢できない恥ずかしいこと

第25回 女子にモテない本当の理由

第26回 伝える技術

第27回 悲しい呼び名

第28回 惚れ薬

第29回 心はどこにある?

第30回 使ってみよう!昭和マンガ言葉

第31回 男らしいインスタグラムとは?

第32回 山の掟

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この記事を書いたライター

原田 秀司

1968年8月22日生まれ。静岡県出身。 早稲田大学教育学部国語国文科卒業。 平成5年より株式会社双葉社勤務。 週刊大衆在籍時に「アジアン大衆」「人妻大衆」など 時代を翻弄する破廉恥極まりない増刊類を多数創刊。 人妻ブームの火付け役になりその後、別冊週刊大衆編集長に就任。 人妻ブーム終焉に伴い週刊大衆に帰化。副編集長を務める。 2012年直腸がんを患い、危うく三途の川を渡りそうになるも 名医のおかげで奇跡的に復活。入院中に悟りを開く。 現在、WEB日刊大衆の統括責任者をする傍ら、様々な企業との コラボレーションをしながら書籍を出版。 主な担当書籍にFAプロ提携「ヘンリー塚本のセックスのすすめ」や 米国共和党とコラボした「トランプ革命」などがある。 9月6日には「日本一忙しい小児科医が教える病気にならない子育て術」を 出版。医療、福祉業界での新展開を模索中。

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