【連載第14回】厳かに味わう日本の風情 モテる男の真夜中のおもてなし

昭和だろうが、平成だろうが、男子の本懐はただ一つ「モテる」である。某週刊誌で20年間ハレンチ企画を生み出してきた筆者が、「モテる」ために探求し続けた「女心」を「エロ」からひも解く新連載開始!
彼女・恋人が欲しい、彼女の作り方に悩める男子に捧げる本企画、第14回目。是非一読あれ。

原田 秀司

14回:美人は○○しない?

 

そこは建物はボロいが、旨いワインと料理を出すことで、知る人ぞ知るちょっとした有名店でした。

昭和時代の古い民家を改装して造られた店内は、落ち着いた雰囲気を醸し出し、木で作られた調度品は、その一つ一つに店主のこだわりが伺えます。料理もかなり上品で、新鮮な素材を活かした創作料理が中心です。

 

そうなると当然、そこには同じように落ち着いた雰囲気を持った大人の男女が集まります。店内を見渡してみても、私のような変態が潜んでいる気配は微塵も感じられません。

 

 

大手広告代理店に勤める学生時代の友人に誘われてこの店に来た私には、かなり場違いな空間であることは一目瞭然でした。

「焼鳥も枝豆もタコワサもないのか…。うううう…」

 

 

こうなると、もはや飲むしかありません。ところが、しこたま飲んで、やっと緊張がほぐれた私は、同時にケツの穴も緩み、こともあろうに便意をもよおしてきてしまったのです。

 

「ワシ、ちょっと、トグロ虫…」

 

トグロ虫の意味がわからないオシャレな友人は怪訝そうな顔をしながらも“行ってきなよ”のジャスチャー。どこまでもオシャレ野郎です。反対に脱糞寸前の私はブサイクにも「くの字歩き」で迷いながらもトイレに到着。

 

しかし、そこは男女共用で、そのうえ、扉には「使用してます」のサインが。

いけません。このままでは店始まって以来の大惨事が起きてしまいます。

 

 

我慢も限界を迎えようとしたその時、扉が開き中から絶世の美女が現れたのです。

その美しさは便意を忘れるほどでした。彼女は私と目が合うと逃げるようにその場を去って行きました。トイレ前で悶え苦しむ「くの字男」がよほど恐ろしかったのでしょうか。

 

ともあれ私はベルトを緩めながら中へ。

「漏れる漏れる漏れ…」

 

古びた和風便器を前にした私は一瞬、息をのみました。

 

 

なぜならそこには見たこともない大グソが鎮座していたからです。

 

 

「ひゃあ~~~~」

思わず情けない悲鳴をあげてしまった私。

 

しかし、いくら美人でもこんなもの残してはいけません!便意限界に達していた私はわたわたと「大」のノズルをひねくりました。

 

ジャーーーーーー!

「あれれれれれ? あわわわわ。アンビリーバブル!」

 

 

こともあろうにオシャレな店の上品なトイレでは水圧が低すぎて美女のマグソはピクリともしません

もはや便意などすっかり消えた私は、今度は美女の置き土産の隠滅に必死です。

 

「このまま放置したら、私のせいにさせられる…」

 

嫌な汗をかきながら、美人の大トグロ虫と格闘すること5分。万策尽きた私は、ついにその物体を手動で処理することを決意します。

 

 

そして恐る恐る手を伸ばしたそのとき…外からドアがノックされたのです。ゲームオーバー。

 

私は我に返り、次の紳士に汚物の処理を託し、先ほどの美女同様、青ざめた顔で逃げるようにトイレを後にしました。5メートルほど逃げたところでトイレの中から紳士の悲鳴が聞こえましたが、もはや私の手を離れた案件です。知ったことではありません。

 

 

それから何人か、やはり私と同じように青ざめた顔をしながらトイレから出てきましたが、誰もトイレの花子さんについて騒ぎたてる者はいませんでした。

 

 

神国日本では古来より、「美人はウンコしない」とか、「したとしても花の香りがする」などと言い伝えられてきましたが、

 

それは都市伝説でした。

 

 

ある調査機関によると、便秘がちな女性でも酒を飲むことで、腸が働き始め、急激に便意を催すことがあるそうです。すなわち、それまで溜め込んでいたクソが全て排出される恐れがあるのです。

 

教訓。美女とお酒を飲むときは、水圧の高いトイレのある店を選びましょう。

 

あ、私ですか?

私は某週刊誌で20年以上も女子のヘソから下のことばかり取材してきた者です。

現在も女子の尻を追いかけ続けていますが、そこから出たモノに関しては専門外です。それなのに例の店では“大便紳士”と呼ばれています。

 

 

 

原田秀司

原田秀司

1968年8月22日生まれ。静岡県出身。

早稲田大学教育学部国語国文科卒業。

平成5年より株式会社双葉社勤務。

週刊大衆在籍時に「アジアン大衆」「人妻大衆」など時代を翻弄する破廉恥極まりない増刊類を多数創刊。

人妻ブームの火付け役になりその後、別冊週刊大衆編集長に就任。

人妻ブーム終焉に伴い週刊大衆に帰化。副編集長を務める。

2012年直腸がんを患い、危うく三途の川を渡りそうになるも

名医のおかげで奇跡的に復活。入院中に悟りを開く。

現在、WEB日刊大衆の統括責任者をする傍ら、様々な企業とのコラボレーションをしながら書籍を出版。

主な担当書籍にFAプロ提携「ヘンリー塚本のセックスのすすめ」米国共和党とコラボした「トランプ革命」などがある。

9月6日には「日本一忙しい小児科医が教える病気にならない子育て術」(購入はコチラ)出版。医療、福祉業界での新展開を模索中。

連載「厳かに味わう日本の風情 モテる男の真夜中のおもてなし」について

彼女・恋人が欲しい。彼女の作り方。で悩む男子に、モテる為にはどうしたらよいのか具体的手法と女心を解説する本連載。

某エロ週刊誌で20年以上活躍し続ける筆者が、明日のアナタを「モテ男子」に導く!

 

第1回 発表!女がドン引く男のアレ

第2回 女子を惑わす男の下着

第3回 母性をくすぐる男の行動

第4回 女子に嫌われない覗きの作法

第5回 女子が大好きなアノ言葉

第6回 女子が抱かれたくなる合コンの席順

第7回 食べ方は前戯なのです

第8回 影練してますか?

第9回 ○○の秋

第10回 鳥のように…期間限定交際推奨を宣言

第11回 女の武器

第12回 男の武器

第13回 女子を惑わす最強の体型

・第14回 本記事

第15回 目病み女に風邪ひき男

第16回 変身

第17回 いつ祈るの? 今でしょ

第18回 カラオケの真髄

第19回 女子のヤル気スイッチ

第20回 世界中が腰を抜かした日本の兵器

第21回 賢者の贈り物

第22回 女神の産地

第23回 自分だけのカレンダーを作ろう

第24回 女子が我慢できない恥ずかしいこと

第25回 女子にモテない本当の理由

第26回 伝える技術

第27回 悲しい呼び名

第28回 惚れ薬

第29回 心はどこにある?

第30回 使ってみよう!昭和マンガ言葉

第31回 男らしいインスタグラムとは?

第32回 山の掟

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この記事を書いたライター

原田 秀司

1968年8月22日生まれ。静岡県出身。 早稲田大学教育学部国語国文科卒業。 平成5年より株式会社双葉社勤務。 週刊大衆在籍時に「アジアン大衆」「人妻大衆」など 時代を翻弄する破廉恥極まりない増刊類を多数創刊。 人妻ブームの火付け役になりその後、別冊週刊大衆編集長に就任。 人妻ブーム終焉に伴い週刊大衆に帰化。副編集長を務める。 2012年直腸がんを患い、危うく三途の川を渡りそうになるも 名医のおかげで奇跡的に復活。入院中に悟りを開く。 現在、WEB日刊大衆の統括責任者をする傍ら、様々な企業との コラボレーションをしながら書籍を出版。 主な担当書籍にFAプロ提携「ヘンリー塚本のセックスのすすめ」や 米国共和党とコラボした「トランプ革命」などがある。 9月6日には「日本一忙しい小児科医が教える病気にならない子育て術」を 出版。医療、福祉業界での新展開を模索中。

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